【RIZIN】ライト級GPに臨む川尻達也、フレイレのリスペクトも「当日は正面衝突」
10月12日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『RIZIN.19』。本大会で開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019ライト級トーナメント』1回戦の対戦カード抽選会が20日、都内で行われた。
川尻達也(41=日本/T-BLOOD)に臨み、1回戦でパトリッキー・”ピットブル”・フレイレ(33=ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)との対戦が決定した。
川尻は2000年に修斗でプロデビュー。以来PRIDE、DREAMと大舞台の第一線で戦い続けてきたベテラン。2013年にはUFCと契約し、初戦をリアネイキッドチョークにより一本勝ち。3勝3敗の戦績を残した。2016年からRIZINのリングを戦場に選んだ。今年7月には散打の名手アリ・アブドゥルカリコフ (ロシア)を判定で破り”査定試合”に勝利。榊原CEOからは「首の皮一枚つながった」と評された勝利により、見事ライト級トーナメント参加の8名に選出された。
対するフレイレはベラトール二階級王者のパトリシオ・”ピットブル”・フレイレの実兄。自身もベラトールに参戦し、2017年1月より現在まで5連勝中の強豪だ。ベラトールでは14勝を挙げており、そのうちの10のKO勝利は団体レコードに認められている。
この対戦が決まり、フレイレは「川尻のことは尊敬している。PRIDE時代から見ていた」とレジェンドとの一戦に興奮。「私にとっていい対戦相手。意味のある試合だ」と、1回戦から充実した試合に臨めることに喜びを見せている。
それを受けた川尻は「50戦以上やってきていろんなメジャー団体とやってきて、1つだけ上がっていないのがベラトール。ここでパトリッキーと交われたのは燃えています」と、ベラトールを代表する選手の一人であるフレイレとの一戦が意義のあるものと認識。「すごくリスペクトしてくれているけど、リングの上じゃくそくらえ。当日は正面衝突でどっちが強いか勝負」と真っ向勝負を示唆した。
改めて川尻はここまでのキャリアを振り返り、「21歳でプロデビューし、20代でPRIDEに挑戦。自分が世界で一番強いと信じ切っているときに五味隆典にぶっ飛ばされた。30代で臨んだDREAM。理想と現実の間で理想を追い求めて、エディ・アルバレスに正面衝突でぶっ飛ばされた」と、各年代で挑んだライト級グランプリに想いを寄せた。そして「RIZINのリングに戻って40代、これ以上のチャレンジはファイター人生にないと思うので、40歳最後のチャレンジとしてRIZINライト級グランプリに臨みたい」とこれまでの格闘技人生の集大成としてこのトーナメントに臨むことを改めて宣言した。
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