【RISE】佐藤レイナ、寺山日葵と約4年ぶりの対戦。Jr時代全敗も「自分の方がプロ向き、勝率は上がっている」
9月29日(日)後楽園ホールにて開催される『RISE134』で、寺山日葵(18=TEAM TEPPEN)とRISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座を争う佐藤レイナ(19=team AKATSUKI)。
佐藤は現NJKFミネルヴァ アトム級日本ランキング1位。RISEへ初参戦した昨年6月の那須川梨々戦では、敗れはしたものの気迫あふれるファイトで会場を大いに沸かせた。
今年7月5日の王座決定トーナメント準決勝では、対戦相手で優勝候補と目されていた小林愛三が体重超過により失格となり、不戦勝で決勝に駒を進めた。
相手の寺山は長いリーチを生かした蹴り技を武器とする。2018年11月にはMISAKIを下しJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得した。
佐藤は寺山とはジュニア時代に何度も対戦しており、今回が約4年ぶりの対戦。プロでは初対決となる。「3回ぐらい試合をしていて私が全敗しているのですが、そんなに差はなかったんです。その時はお互いに首相撲主体の攻めでした。今は自分の方がプロ向きの選手になっていて、ジュニア時代よりも勝率は上がっていると思います」と首相撲が許されていない今回は、自分が有利と語る。
寺山の印象を佐藤は「アマチュア時代は前に出るイケイケな選手でしたが、プロになってからはスタイルが変わって凄く冷静にスタミナの使い分けをしながら戦っているイメージがあります」とクレバーな戦い方を評価する。
試合展開のイメージは「お互いのスタイル的に長期戦になると見ています。ただ、他の選手とは違って私たちはジュニア上がりなので技術戦を見せられると思います。足技だけでなく、磨いてきたパンチも見せたいですね」と語る。
自身のSNSで厳しい練習風景をアップしている佐藤は「タイトルマッチは3分5R無制限延長ラウンド。元からスタミナには自信がありますが、さらにスタミナを付けたり、パンチがネックでしたが凄くパンチを練習しているので、どんな展開でも対応できるように練習しています」と全局面に自信を持つ。
最後に「もう負けられない戦いが続くので絶対王者になりたいですし、あわよくば本来の階級である46kg級のタイトルにも挑戦させてもらって、RISE女子初の二階級制覇を目指します。まずは、私が凄く憧れている神村エリカさんが持っていたベルトを日葵ちゃんと懸けて試合します。最高の試合を見せるので応援よろしくお願いします」と幼年からのライバルを倒し王者になると意気込んだ。
♢選手データ
・佐藤レイナ 1999年11月16日 千葉県出身(19歳)team AKATSUKI所属
身長:159cm 体重:49kg 構え:左
戦績:17戦7勝9敗1分
獲得タイトル:NJKFミネルヴァ アトム級1位、元TRIBELATEピン級王者
・寺山日葵 2001年1月19日 千葉県出身(18歳)TEAM TEPPEN所属
身長:165cm 体重:49kg 構え:右
戦績:13戦10勝(1KO)2敗1分
獲得タイトル:第8代J-GIRLSミニフライ級王者
☆9.29 RISE 全試合順・対戦カード、イベント情報はこちら
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