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【修斗】初代女子世界王座&100万円争奪トーナメントに黒部三奈らが参戦

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2019/09/25(水)UP

初代女子王座のベルトを巻くべく修斗参戦を決めた黒部。有言実行なるか?

 プロフェッショナル修斗がスタートして30年、また修斗で女子初の公式戦が行われてから17年目にして、いよいよ修斗史上初の女子世界王者を決めるトーナメントが行われることとなった。

 50kg以下のスーパーアトム級で世界各国から7名の選手を招聘、11月24日(日)の後楽園ホール大会より『SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship(修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント)』としてトーナメントがスタートし、来年1月に準決勝、3月に決勝戦をそれぞれ後楽園ホールで行う予定で、優勝者には賞金100万円が贈られる。

 現在までに決定しているエントリー選手は4名。その1人が7月の後楽園ホール大会で修斗初参戦を果たし、韓国のイ・イェジを相手に逆転一本勝ちを収めた黒部三奈(42=マスタージャパン)だ。「修斗の王座を取るために修斗に来た」と堂々宣言しており、DEEP JEWELSアトム級前王者の実力からしても優勝候補筆頭と言っていいだろう。

7月の修斗初参戦では前半追い込まれながらもイ・イェジに逆転勝利を収めた黒部

 その黒部の対抗馬となりそうなのが、ドイツから参戦のターニャ・アンゲラー(34=ジャーマントップチーム/※ターニャ・ホフマンから表記変更)。2015年にドイツのRespect FCでストロー級王座を獲得、AFSO(World All Fight System Organization)ドイツMMAと合わせて2本のタイトルホルダーだ。

 日本人選手とは過去3度対戦経験があり、2016年6月にはドイツで開催された『Shoot Kings 4』で山口さゆりに判定勝利、同年8月には初来日しDEEPで第一DATEに投げからの腕十字を多用し判定勝利。2018年12月、DEEP JEWELSで長野美香と対戦した際には、フロントチョーク、腕十字、下からのアームロックなどを繰り出す熱戦を演じ、ベテラン長野に判定1-0のドローと健闘した。

黒部のライバルと目されるターニャ・アンゲラー(左)と20歳でのびしろ十分のイ・イェジ

 直近の試合は今年5月、ドイツでの『Shoot Kings 8』。2017年にRIZINに出場(石岡沙織に一本負け)したスイス人ファイター、ペスターレ・キシャーから2Rに得意の腕十字で一本勝ちを収めている。これまでストロー級で闘ってきたターニャだが、今回の修斗初代女子王座制定を知り階級を下げてエントリー。フィジカル面でエントリー選手中もっとも優位に立ちそうだ。

 海外からは韓国のイ・イェジ(20=TEAM J)の参戦も決定。7月の黒部戦では、敗れたもののギロチンチョークで実力者・黒部をあわやという所まで追い込むなどアグレッシブなファイトスタイルが評価され、今回のエントリーとなった。のびしろも十分で、今回は“善戦”以上の活躍が期待できそうだ。

インフィニティリーグ優勝者1名がトーナメント出場権をゲット。現在は杉本恵(左から2人目)が最有力

 残る1名は、現在熱戦が展開されている『Women’sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019』の優勝者が自動的に出場権を得ることになる。リーグ戦の優勝者は準決勝からの参戦となり、11月24日の最終戦でエントリー選手が決定する。

 現在は勝ち点5の杉本恵を北野きゅう、原田よきがそれぞれ勝ち点2、廣瀬里美が勝ち点0で追っているが、勝ち方や勝負を決めたラウンドにより最大4ポイント獲得となるため、北野、原田にも優勝するチャンスが残されている。

 その他の3名は現在選考中だが、この選考に大きく関係してくるのが9月29日に行われる『全日本アマチュア修斗選手権大会』だ。女子初代王座新設の報が影響したか、今年はストロー級に過去最高の12名の選手がエントリー。試合内容によってはプロ昇格もありうるため、全日本アマ選手権からたった3試合で修斗の世界王者へという、まさに絵に描いたようなヒロイン誕生物語が実現する可能性もある。

<修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント>

■階級 女子スーパーアトム級:-50kg

■エントリー選手 7名
・黒部三奈(日本/マスタージャパン)
・イ ・イェジ(韓国/TEAM  J)
・ターニャ・アンゲラー(ドイツ/ジャーマン・トップチーム/Respect FCストロー級王者、AFSOドイツMMA王者)
・インフィニティリーグ2019優勝者 ※準決勝からエントリー 
※他3名は現在選考中

■トーナメント日程
・一回戦3試合 11月24日(日)後楽園ホール
・準決勝2試合 2020年1月 後楽園ホール ※予定
・決勝戦1試合 2020年3月 後楽園ホール ※予定

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