【ボクシング】世界目指した中谷正義が引退、プロで負けたら辞める覚悟だった=OPBF11回防衛
東洋太平洋ライト級11度防衛した中谷正義(30=井岡)が9月27日早朝、自身のTwitterで引退を表明した。
中谷は18戦全勝(12KO)の実績を引っさげ今年7月19日に米国・メリーランド州で、IBF世界ライト級挑戦者決定戦として同級4位のテオフィモ・ロペス(21=米国)と対戦したが、判定3−0で敗れた。両者にダウンはなく前半ラウンドは有利だったが、後半ラウンドの多くはややロペスが有利かという内容。接戦だったが、ジャッジ3者は119-110、119-110、119-109と差は開き、世界挑戦への切符は手に入らなかった。
試合からひと月後の8月13日、進退について気にしているファンに対し自身のTwitterで「まずは僕の人生で関わった事のある人にSNSを通じてではなく直接話したいと思っています! 発表には時間がかかると思います」と発表し去就が注目されていた。
中谷は本日(27日)のTwitterで「遅くなりましたがこの前の7月の試合で引退しようと思います。 理由としてはデビューしてから一回でも負けたら辞めようと思ってたからです。 デビューした当時は適当人間でこんなにずっと負けずにこれるとは思って無かった。ここまで来れたのは井岡ジムが育ててくれたおかげです。 会長、マネージャー、そして仲間。 自分を成長させてくれありがとうございました。」と綴った。
中谷は今月(9月)4日には、東洋太平洋のベルトを返上していた。
♢中谷正義(なかたに・まさよし)1989年3月8日、大阪市出身(30歳)
身長:182cm 構え:右
小学3年から空手、中学でアポロジムでボクシングを始め、中学3年からは日本拳法も始める。大阪・興国高ボクシング部では、井岡一翔、宮崎亮と同期。
3年次のインターハイではベスト8で団体優勝。大学ではボクシング部、日本拳法部で成績を残し、2011年6月に井岡ジムからプロデビュー。14年1月に東洋太平洋ライト級王座を獲得。11回防衛したが、19年7月に米国で、IBF世界ライト級挑戦者決定戦に挑んだがプロ初黒星を喫し9月27日に引退を発表した。
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