【シュートボクシング】王者・西岡蓮太のKO宣言に”不沈艦”マサ佐藤は「そうはいかない」=前日計量
9月28日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2019 act.4』の前日計量・公開記者会見が27日(金)都内にて行われた。
第8試合に出場するSB日本ライト級王者・西岡蓮太(20=龍生塾)と英雄伝説64kg級アジア王者・マサ佐藤(32=名護ムエタイスクール)が共に計量に臨み、西岡が63.95kg、佐藤が64.0kgジャストで計量をパスした。
西岡は若きSB中量級エースの一角。タイミングのいいパンチを武器に距離を支配し、近年では対外敵路線を爆走。昨年11月には大月晴明、今年4月には不可思、6月には増井侑輝と王者・ランカークラスを次々と撃破し、現在5連勝と乗りに乗っている。
対する佐藤は決して引かない精神力と無類の耐久力を武器にアグレッシブなファイトを展開する人気ファイター。昨年2月のKNOCK OUTでは「名勝負製造機」と呼ばれる水落洋祐と真っ向から打ち合い、何度も重いパンチを被弾しながらも一歩も引かずにヒジでカットを奪う逆転TKO勝利でその名を轟かせた。直近では5連敗と勝ち星に恵まれないが、打たれても流血しても結果TKO負けになろうが倒れず前に出る姿は変わらない。不屈の精神で2度目のSBのリングに上がる。
計量後に臨んだ記者会見において、西岡は「マサ選手はすごく打たれ強いと思うけど、僕のパンチなら倒れる」と”不沈艦”と名高い佐藤を倒すと宣言。「じっとしていても前に来てくれるので、カウンターも合わせやすい」と、佐藤を呼びこんで一撃を打ち込む展開を予想してみせた。
ここ5戦を連勝できている理由を問うと、一つは「チャンピオンになれたこと」と、ベルトの重みが自身を鍛えているといい、もう一つを「今まで負けたこともあるが、その負けを忘れていないこと」と敗戦の悔しさやそこから学んだことが自身の力になっていると語る。重みを背負った王者として、「パンチでスカッと倒して会場を盛り上げます」とKO宣言で早くも盛り上げに入った。
対する佐藤は西岡の印象を「フィジカルもスピードもあり強い選手」と高く評価し、「今、波に乗っている西岡選手と当ててもらえて感謝します」と強敵との一戦に喜びを見せた。そして「パンチでスカッと倒すということですが、そうはいかない」と自身の耐久力で西岡の勝利を阻止すると自信を見せた。
佐藤はかねてからSBのタイトル獲りを宣言しており、今もその気持ちは変わらない。「沖縄から呼んでもらっているので、いい試合をしてベルトに絡みたい。しっかり勝ってSBで名前を上げられたらと思います」と、王者喰いを足掛かりにSBのリングを主戦場としていく構えを見せた。
<計量結果>
▼第8試合 64.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者)→63.95kg
vs
マサ佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者)→64.00kg
☆9.28 シュートボクシング 対戦カード、イベント情報はこちら
●編集部オススメ
・【前回の試合】西岡蓮太が不可思に打ち勝ち判定勝利=2019年4月
・【9.28 前日計量】4連勝中の未奈が美しく仕上がったボディで計量パス
・【9.28 前日計量】16歳の新女王・女神がコリアンファイターへ「カウンターを狙う」
・【9.28 前日計量】69kg戦に挑む海人、パワー増の自信を見せ「僕の強さを見せつけて勝つ」
・【10.12 RIZIN】地元大阪でRENAが再起戦、心機一転の意気込み語る
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!