2019/09/28（土）UP
（最終更新：2020/06/18 18:32）

注目の対戦カードが実現した

　10月12日（土）エディオンアリーナ大阪にて開催される『RIZIN.19』の追加対戦カードが発表された。

「RIZINキックボクシングルール（-62.0kg契約、3分3R）で第5代RISEライト級王者・白鳥大珠（23＝TEAM TEPPEN）と元K-1スーパー・フェザー級王者・大雅（23＝TRY HARD GYM）の対決が決まった。

ムエタイの至宝・梅野源治にKO勝利、世界トーナメントを制覇した

　白鳥は、空手、キックボクシングをベースにプロボクシングで8勝3敗の戦績を残し、18年にキックボクシングへカムバック。今年2月に第5代RISEライト級王者となり、RISEの世界トーナメントへ参戦すると、決勝で梅野源治を破り世界最強の座を手にした。

　対する大雅は17年2月にK-1WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチで勝利し第3代王者に。その後18年からRIZINに初参戦を果たすも、連敗が続き本来の動きは見られなくなっていったが、今年７月のRIZIN.17では町田光を完封し復活をアピールした。

町田光を完封した大雅（左）

　大雅は白鳥が優勝した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」にも参戦していたが、1回戦でラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者のセクサンに2-1の僅差で敗れて敗退。白鳥は準決勝でそのセクサンにパンチでダウンを奪うなど差をつけ判定で勝利している。
　大雅が１回戦に勝てばRISEで実現したカードがワンマッチでRIZINで実現する。

　対戦が決まって白鳥は「RISE WORLD SERIESを優勝して休む間もなく決まったけど、ここからが新たなスタートなのでまだまだ挑戦です。元K-1チャンピオン対RISEチャンピオンの対決。これは面白いですよ。大阪を更に熱くさせる闘いをお楽しみに」と熱きコメントを寄せている。

　対する大雅は「こんにちは。今回もRIZINに参戦させてもらう事になりました。チャンスがあれば掴みに行くだけです。チャンピオンになったばかりの白鳥選手を全力でぶっ飛ばしに行きます。楽しみにしていて下さい。みなさん会場で会いましょう」とファンにメッセージを送っている。

♦選手データ
・白鳥大珠：1996年2月2日（23）東京都出身　TEAM TEPPEN所属
身長：183cm 体重：61kg~62kg
戦績：23戦17勝5敗　
獲得タイトル：WPMF日本スーパー・フェザー級王座　第5代RISEライト級王者　RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament優勝
構え：サウスポー　
得意技：ボクシング技術を生かした左右のフック、左ストレート

・大雅：1996年8月14日（23）神奈川県出身　TRY HARD GYM所属　
身長：166cm 体重：62kg
戦績：30戦20勝9敗1分
獲得タイトル：Krush YOUTH GP2013 55kgトーナメント優勝、第3代K-1WORLD GPスーパー・フェザー級王者
構え：サウスポー　得意技　飛び込みのフック、爆発力のあるコンビネーション　