【K-1】木村ミノルがGLORYファイターを迎える「ゾーンに入った。もう誰も怖くない」
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』の対戦カード発表が、30日都内で行われた。
K-1ウェルター級のスーパーファイト(3分3R・延長1R)に、第6代K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(26=K-1ジム五反田チームキングス)が出場。GLORYファイターのサイド・アマダ(29=コモロ)と対戦する。
木村は破壊力抜群のパンチを武器に、30勝(23KO) 9敗 1分の戦績を持つ。昨年8月に塚越仁志をKOし、自身にとって初のタイトルを奪取。11月のK-1でジョーダン・ピケオーにKO負けを喫したが、今年に入ってからはKOでの4連勝を飾っている。
対するアマダはインド洋に浮かぶコモロ連合出身のファイター。現在はフランスに活動の拠点を置き、GLORYを始めフランス内外の様々な大会でキャリアを積む。戦績は25勝(11KO) 4敗0分。
木村はアマダの印象を「ムエタイタイプというわけではなく、頑丈でヨーロッパ人ぽい戦い方。印象としてはオーラがあって力強い感じ」と評する。
木村は以前「海外の強豪を呼び寄せられるような存在になる」と話していたが「格好の相手です。僕の階級クラスは世界でも層が厚くて、元々はウェルター級から70kgが最激戦区と言われていました。その意味を皆にもう一回思い出させてもらえるような試合をしたい」と意気込む。
さらに「絶対にKOは必要だと思います。できれば1Rか2RでわかりやすくKOしたいですね」と5連続KO勝利を狙う。
前戦の大阪大会では、元プロボクサーの大泉翔に1RKO勝利した木村だが「試合前に漲るパワーを感じた。多分次のステージに上がったなと思ったので、もう誰も怖くないですね。ゾーンに入って、今もまだ全然続いている」と絶好調の様子。
最後に「僕の頭の中でのイメージ像があって、1年後2年後は世界における格闘技界の中心にいると思います。3年後4年後はスポーツ界の中心にいると思います。そういう試合をしたいですね」と木村らしいビッグマウスで会見を締めた。
相手のアマダは会見には来場せず「俺はとにかく激しく打ち合う試合が好きだ。ミノルはパワーがありハードパンチャーだが自分が負けるとは思っていない。見ごたえのある試合と芸術的な勝ち方を見せたい」とコメントしている。
♢選手データ
・木村“フィリップ”ミノル 1993年9月9日、ブラジル・パラナ出身(26歳)
身長:172cm 構え:右
戦績:38戦 30勝(23KO) 9敗 1分
タイトル:第6代K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者
・サイド・アマダ
1990年1月5日生、 コモロ出身(29歳)
身長175cm 構え:右
戦績:29戦 25勝(11KO) 4敗 0分
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