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【K-1】愛鷹亮と王者カリミアンがタイトル戦「前回は相手の油断、3倍強くなってタイトルを獲る」(愛鷹)

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2019/09/07(土)UP

カリミアン(左)とのタイトル戦でのリマッチが決まり、並々ならぬ決意を語った愛鷹(右)

 11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN〜よこはまつり〜』の第1弾対戦カード発表記者会見が、9月6日(金)都内にて行われた。

 クルーザー級タイトルマッチとして王者シナ・カリミアン(31=イラン・WSRフェアテックス・イラン/初代K-1 WORLD GPクルーザー級王者)vs挑戦者・愛鷹亮(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)の一戦が決まった。

愛鷹はこの右フックでカリミアンを一撃KOに仕留めた

 両者は先日のK-1大阪大会「日本vs世界・5対5」で対戦し、下馬評では不利と見られていた愛鷹が右フックでK-1無敗のカリミアンをKOする大金星。今回のリマッチがタイトルマッチとなった。

 前回の試合後の一夜明け会見で、KO負けしたカリミアンが不服な表情を見せ、なかなかリングを降りようとしなかったカリミアンの態度に愛鷹は「彼がベルトを持っていてはいけないと思う。だから僕がベルトを獲る」と発言。これに対しカリミアンは「彼は勝ったことに対して思い上がっているのではないか。好き放題言っていることに対し私は不満に思っている」とピリピリムード。

王者としての自信を態度で示すカリミアン

 日本人として敬意を表した姿勢として和装で登場した愛鷹だったが、このカリミアンの発言を受け「あんまり聞いてて格好良くはないですね。俺たちは格闘家ですし、勝ち負けは50:50なので、試合後にどうこういうのはあまり格好いいものではないと思うので、K-1王者らしく振舞ってほしかったです」とカリミアンに苦言を呈した。

 試合に向けカリミアンは「私が一番気にしているのは、大勢の人たちが私を応援してくれているので、その人たちを喜ばせることができなかったこと。横浜大会ではより強く試合に臨むので、日本人、イラン人(母国)の皆さんを喜ばせることを誓う」と必勝を宣言。

「3倍練習して3倍強くなって必ず勝ってタイトルを獲ります」と愛鷹

 愛鷹は「前回はノンタイトル戦だったし、自分もあまり名前が売れてないのでカリミアン選手も油断していたと思うが、次戦はタイトルがかかっているので100%の力で来ると思うし、前回より2倍以上強いカリミアン選手と戦うことになると思う。自分はそれを超えて3倍練習して3倍強くなって必ず勝ってタイトルを獲ります」と勝てたのは相手の油断とし、タイトル戦には相当の覚悟を持って挑む。

■イーファイト選手データ
シナ・カリミアン(王者/WSRフェアテックス・イラン)Sina Karimian
88.1.23イラン出身(31歳)
身長:200cm/構え:右/戦績:10戦9勝1敗(5KO)
<主なタイトル歴>
初代K-1 WORLD GPクルーザー級王者
☆イランではプロ格闘技の大会が禁止されているため、世界各国のアマチュアムエタイの大会で活躍。様々な団体の世界大会で優勝し、イランでは“英雄”とも呼ばれている。

愛鷹亮(挑戦者/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)Aitaka Ryo
89.12.31静岡県沼津市出身(29歳)
身長:180cm/構え:右/戦績:27戦21勝(9KO)6敗
<主なタイトル歴>
Bigbangヘビー級王者
☆中学・高校時代は柔道を学び、高校卒業後は警察に就職して機動隊員として活動していた。しかしプロ格闘家になる夢を諦められずに機動隊を除隊。立ち技格闘技の道を志し、Bigbangではヘビー級王座にも就いた。

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