【K-1 KRUSH】ベテランの牧平圭太と加藤虎於奈が対決「勝って引導を渡す」(加藤)
12月15日(日)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.109』の公開記者会見が、10月9日(水)都内にて行われ、牧平圭太(30=HALEO TOP TEAM)vs加藤虎於奈(23=TEAM TOP ZEROS)の一戦が決まった。
牧平はサウスポーから繰り出される強烈な蹴り技を武器に、第3代K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者として活躍した。戦績は30戦以上となる大ベテラン。前回は4月のKRUSHで松岡力に判定負けして今回が再起戦となる。
対する加藤は、現K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者、レオナ・ペタスの実弟だ。左ミドルや絶妙な距離感を武器にKRUSHで活躍。前回は日中対抗戦で、中国の強豪ジャン・チュンユーと対戦し善戦も、3Rに失速して判定負けを喫している。
牧平の印象について聞かれた加藤は「元チャンピオンということもあって、とても強いと思います。ローキック主体にフェイントなどを上手く使って戦う選手だと思います。これからたくさん研究してしっかり穴を全部埋めて、逆に牧平選手の穴を突いて勝ちたいと思います」と、研究した上で勝利を目指す。
さらに、現K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルとのタイトル戦も見据えている。「僕はこの試合に勝った方が挑戦者にふさわしいのかなとは思っています。泥臭くてもいいんで今回は勝ちたいですね。ここで2連敗は出来ません。元チャンピオンを倒して、次は現チャンピオンを倒さないと道はないと思うので、そこに向けて頑張りたいと思います」と、木村へ挑戦するためにも今回の試合はクリアーしたいところだ。
そして「兄ちゃんがチャンピオンになって、自分も早くチャンピオンになって闘病中の母親にベルトを巻いてあげたい気持ちがあります。牧平選手にここでしっかり勝って、引導を渡したいと思います」と意気込んだ。
対する牧平は、加藤からの「引導を渡したい」というコメントを受けて「俺はまだまだバリバリ元気です。加藤虎於奈、試合を楽しもう」と勢いよく語り、加藤の印象は「まあ何といっても若さじゃないですかね。だけど自分も、若さには負けないぐらい大丈夫かなって思います」と言い放つ。
前回の松岡戦では「蹴るだけじゃ敵わんなと思って、頭を使って、蹴りだけではなくパンチでも倒せるように頑張っています」とパンチの強化を行っているようだ。
最後に「やっぱりリングを楽しめるように、あとは緊張感を楽しめるように試合をしたいです。もう1度自分は輝けると信じています。身体を張って仕事したいと思います」と意気込みを語った。
♢選手データ
牧平圭太
・1988年 12月14日(30歳)広島県福山市出身 HALEO TOP TEAM所属
・身長179cm 階級 ウェルター級(-67.5kg)
・構え 左
・獲得タイトル 第3代K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者
・戦績 36戦 20勝(7KO) 14敗 2分
加藤虎於奈
・1996年 3月21日(23歳)埼玉県入間市出身 TEAM TOP ZEROS所属
・身長180cm 階級 ウェルター級(-67.5kg)
・構え 右
・戦績 5戦 3勝(2KO) 2敗 0分
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