【ONE】桜井マッハ速人が青木真也vsバナリオを予想、リーが青木に勝った裏話も
第4代修斗世界ミドル級王者のPRIDE、DREAMでも活躍した桜井マッハ速人(44=マッハ道場)が10月13日(日)東京・両国国技館で行われる「ONE:Century」の青木真也vsホノリオ・バナリオ(フィリピン/チーム・ラカイ)の一戦について自身のYoutubeチャンネルで「マッハチャンネル」で予想している。
「マッハチャンネル」は格闘技の裏話や、予想に至るまで遠慮なくマッハワールドで語られているのが人気。
ABEMAなどで舌戦を繰り広げ、もはや天敵と言われる青木に対し、マッハはどう予想するのかと思い、視聴すると、グラップリングが得意な青木に対しマッハは「青木はテイクダウン能力が高い。寝技の極めもある。アブダビ(コンバット=寝技の大会)の世界チャンピオンでもMMAに出るとなかなか極められないのに青木は普通にMMAで極める。MMAに慣れてる選手は寝技の生かし方が上手い。寝技だけの試合となったらまた別の話だけど」と青木を評価。
更に寝技でもMMAでも寝技世界一と言われるクロン・グレイシーを例に出し「彼は100%極めることのできる選手。MMAでは青木はそれに匹敵する強さ」とMMA屈指の寝技師と太鼓判を押した。
青木vsバナリオの予想に対しては「これは1Rで終わるでしょ」と青木が勝つと予想。「ホノリオ選手は過去に2度大石幸史選手(元ONE FC世界フェザー級王者)に2度負けてますし。ホノリオ選手は14勝9敗だけど、青木にとってはこなし試合かな」と語った。
ホノリオは2013年2月にエリック・ケリーを破り初代ONE FC世界フェザー級王座を獲得。しかし同年5月の初防衛戦で大石幸史(パンクラスism)と対戦。1Rにホノリオのパンチの連打TKO勝ち寸前だったがゴング 、2Rに大石の右ストレートで逆転KO負けを喫した。同年12月の再試合でも同様に大石が3RでKO勝ちしている。
パワー、技術はあるものの穴があり、その後4連敗を喫するも、その後には5連勝。しかし直近4試合は1勝3敗と負け越し。現在2連敗を喫する中、青木との一戦に再起をかける。
マッハはバナリオにチャンスがあるとしたら、それはクリスチャン・リーのようにまずは青木の寝技を防ぐことだという。「青木の寝技をリーが逃れ、リーの打撃を貰ってヘノヘノヘノって感じで崩れていったけど、青木の寝技を一発防げればチャンスはある。だけど防げるかなという感じ」と厳しい表情をする。
その理由として「クリスチャン・リーは凄い関節が柔らかいんだって。だから(青木に)腕十字を極められたときにも『全然俺は大丈夫だ』って。そのあとのパーティでも『見ろ俺の腕』と記者などに見せて豪語していたようだけど、彼のように関節が柔らかければいいと思う。普通に行けば青木が勝つよ」と予想した。
クリスチャン・リーは1部のライト級世界トーナメント決勝で関節の柔らかさと得意の打撃でどのような試合をするかにも期待される。
マッハはこの予想動画で、所英男とクロン・グレイシーのエピソードなども語られている。さらにマッハチャンネルでは、平田樹vs石毛里佳の予想もアップされている。
♢選手データ
・青木真也
1983年5月9日 静岡県出身(36歳) イヴォルブMMA所属
身長:180cm 体重:70kg 構え:左
戦績:43勝(4KO27S)9敗
タイトル:第2代・第4代ONE世界ライト級王者、第2代DREAMライト級王者、第8代修斗世界ウェルター級王者
・ホノリオ・バナリオ
1989年9月25日 フィリピン出身(30歳) チーム・ラカイ所属
身長:177cm 体重:77,1kg 構え:右
戦績:14勝(5KO5S)9敗
タイトル:初代ONE FC世界フェザー級王者、第4代URCCライト級王者
☆10.13 ONE両国大会(第1部)のイベント情報はこちら
☆10.13 ONE両国大会(第2部)のイベント情報はこちら
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