【KNOCK OUT】11.1 重森陽太、12月引退試合の翔へヒジ・ヒザ勝負宣言「12月ダメージで出られなければ僕が代役で」
11月1日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2019 BREAKING DAWN」出場選手の公開練習が10月14日、15日に都内で行われた。
14日に登場したのは翔・センチャイジム(36=センチャイムエタイジム)。今年10月のKNOCK OUTで橋本悟を1RKOで破った鈴木千裕がスパーリングパートナーを務めたが、翔は得意の首相撲で翻弄。鈴木は『持つ箇所や力の入れ具合が違い、先手を取られた』と舌を巻く技術の高さを見せつけた。
5本のベルトを持つ日本ムエタイ界の大ベテランは、今年12月のムエタイオープンでの試合で引退することを公言している。引退試合を含め2試合を残し、その1戦目が今大会の重森陽太(24=伊原道場稲支部)戦である。「今まで培ってきたテクニックや気持ちもトータルして、調整はすごくいい感じできていて、今は盛り上がってきている。これから上がって上がって、試合の時にピークを迎えられると思います」と順調な調整ぶりをうかがわせた。
対戦相手の重森について「重森選手は蹴りの選手。自分も“ハートは熱く、頭はクールに”して蹴りを出し、トータル的にすべて出して勝ちたい」と総力戦の構えを見せた。
対する重森は15日の公開練習に姿を見せ、日本ライト級王者・髙橋亨汰とマススパーを披露。得意の蹴りを主体とした攻め技を見せ「しっかり練習ができている状態」と順調な調整ぶりをうかがわせた。
今回対戦する翔の印象について「”和製ムエタイ”というニックネームが付いているだけに日本人らしくない戦いをしてくる」と、大ベテランのムエタイ技術を高く評価。予想していなかった相手との対戦となったが、「ヒジ・ヒザの展開でも熱い試合を見せたい」と、翔の土俵ともいえる技術で対抗すると宣言。さらに翔が12月に引退を表明していることに触れると「もし12月の試合に出られないダメージを翔選手が負ったら僕が代役で出ようかな」と全く遠慮しない姿勢を見せた。
翔との一戦をクリアした後には再びトーナメントに参戦したいという重森。同門の江幡塁が今年8月のワンデートーナメントで優勝していることにも触発されており、「江幡選手は僕の目標でもあり、超えないといけない存在。ワンデートーナメントが開催される機会があれば挑戦したい」とアピールを強めた。
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