【ボクシング】村田諒太と冒険家・三浦雄一郎が対談、飽くなき挑戦を語る(動画あり)
WBA世界ミドル級チャンピン・村田諒太(33=帝拳)と冒険家の三浦雄一郎氏(87)の対談が10月30日(水)の東京新聞にて掲載された。
村田と三浦氏は「挑戦」「負荷」「失敗」とう3つのキーワードを軸にお互いの道のりを振り返り、ボクシングと登山という異なる分野の共通点について意見を交換した。
三浦氏は村田が今年7月にロブ・ブラント(アメリカ)とのリベンジマッチを制し王座を奪還した試合に触れ「素晴らしい雪辱戦」と褒め称えた。自らもまた86歳の時に登頂途中で断念した南米最高峰のアコンガクア(6,959m)への雪辱戦を目指していることを告白し、目標に向かい自分を高めていく”挑戦”を「夢と日々の目標の組み合わせ」と表現。両名とも口を揃えて失敗から得られる成長、毎日の積み重ねの大切さを語った。
次の目標について、村田は「最終的には(王座)統一戦ですね。日本人が見たことない試合をして、絶対に勝つ」と宣言、三浦氏は90歳でのアコンガクアへの再挑戦と設定。お互いが挑む前人未到の偉業への挑戦に向けエールを送り合った。
村田は12月23日に横浜アリーナでWBO世界ミドル級1位のスティーブン・バトラー(24=カナダ)相手に初防衛戦を行う。
この対談の内容は東京新聞Web版に掲載、また東京新聞のYoutubeチャンネルでも対談中の様子を一部公開している。
村田は2012年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級で金メダルを獲得。2013年にプロボクシングに転向。2017年にWBA世界ミドル級王座を獲得した。2018年10月にロブ・ブラントに判定負けを喫し王座陥落するも、今年7月の再戦で2RTKO勝利を収め雪辱を果たした。
三浦氏は日本を代表する冒険家。プロスキーヤー、登山家、獣医師など多くの顔を持ち、1985年には世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全制覇。2003年には70歳7か月でエベレストに登頂し、当時の世界最高年齢登頂記録を樹立。その後も2度エベレスト登頂に成功している。2019年1月に86歳でアコンカグア登頂を目指すが、体調不良により断念。90歳を目標に再登頂を目指す。
▶東京新聞WEB版『異談「夢へ挑み続ける」三浦雄一郎さん×村田諒太選手』はこちら
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