【RISE】初参戦の大﨑孔稀「力でねじ伏せる」、迎える政所「力でも負けてない」と臨戦態勢
11月4日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE135』の前日計量が3日都内で行われ、オープニングファイトを含めた22名の全選手が1回で計量をパス。明日の全試合が無事に実施される運びとなった。
セミファイナルでスーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rを争う政所 仁(21=魁塾)と大﨑孔稀(20=OISHI GYM)が計量に臨み、政所が52.85kg、大﨑が52.95kgで共に1回でパス。計量後の記者会見に揃って姿を現した。
大﨑は今回がRISE初参戦。いきなりRISEランキング1位の政所との一戦を迎えるが、「スピードがあって上手いという印象がありますが、僕がそれを力でねじ伏せてKOで勝ちます」とパワーを活かしたKO劇を見せると宣言した。ランキング1位の上、現王者・田丸辰とのタイトルマッチも経験している政所との一戦は「勝てばタイトルマッチに近づける」と最短距離でタイトルを奪取するために勝たなければならない試合。目標をベルトに定めつつも「タイトルマッチを意識しながら勝てる甘い相手ではないので、政所選手にしっかり集中して乗り越える」と油断を見せることはなかった。
普段ヒジ・首相撲有りのムエタイルールでの試合が多い大﨑だが、RISE同様のヒジ・首相撲無しルールを経験している兄・大﨑一貴の協力で対策も十分という。「KOしてインパクトを残し、また呼んでもらえるように頑張ります」と初参戦のRISEに深い爪痕を残す意気込みを見せた。
対する政所は大﨑の印象を問われると「弟に似ている」と、アマチュアボクシングで国体・インターハイに出場する実弟・政所椋に似ていると回答。周囲からも同様の指摘を受けていることを明かし、「弟と思って戦うので、明日は負けられないのでボコボコにしようと思います」と大阪人らしいジョークを見せた。
しかしRISEトップランカーとして外敵を迎え撃つ構図については「RISE1位として負けられないですし、圧倒的に勝たないとメンツが保てない」とホームで迎え撃つ側の政所としては勝ち方が問われていると自覚。大﨑の発言を引き合いに出し、「力でねじ伏せるといわれたのですが、力でも負けていないと思うので、逆にねじ伏せてやろうと思います」と柔らかな表情の裏に闘志をみなぎらせ、外敵を返り討ちにする意気込みを見せた。
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