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WBCムエタイ王者・仲山大雅が引退を発表、12月沖縄でのタネ♡ヨシキ戦がラストマッチ

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2019/11/04(月)UP

WBC日本王者の仲山大雅が引退を表明、12月沖縄でラストマッチに挑む

 WBCムエタイ日本統一フライ級王者・仲山大雅(21=RIOT)が4日、自身のブログにて今年12月の試合を最後に引退することを発表した。

 仲山は「格闘家に引退はないと教えられてきたので引退という表現が適切かどうか分かりませんが」と前置きしながら、12月22日(日)与那原町観光交流施設で行われる『K-SPIRIT20 FIGHTER HOMECOMING』での一戦が最後の試合になると発表した。

仲山は強打を武器に数々の強敵を撃破、KNOCK OUTではタネヨシホ、山田航輝、石井一成らとしのぎを削った(c)KNOCK OUT

 仲山は引退を自身のSNSでも発表。突然の知らせにファンからは驚きの声が上がったが、「最後まで応援します」「新しい道でもがんばって」とその決断を支持する声も。True4Uバンタム級王者・福田海斗(21=キングムエ)も同学年の仲山の引退発表に「同年代の格闘家として寂しいです。最後の試合応援しています!!」とコメントを寄せている。

 対戦相手は関西のタネ兄弟の兄・タネ♡ヨシキ(21=直心会)。この一戦は仲山が持つRKAフライ級王座を懸けたタイトルマッチとして実施される。タネは仲山の引退発表を知ると「引退試合なんですね。僕は全て奪いに行きますよ。打ち合いましょう」と最後の花道を易々と飾らせない構え。それを受けた仲山も「かかってこい。俺の16年を受け止めきれるかな」とコメントを返し、最終戦も真っ向勝負で挑む気持ちを見せている。

引退発表の仲山へ同学年の福田海斗からもエール@taigakick1より

 仲山は沖縄のアマチュアキックで収めた華々しい戦績を引っさげてプロデビュー。長いリーチから生み出される軽量級離れした強打で、数々の難敵を撃破してきた。2017年7月に「KNOCK OUT」のリングに上がるとその知名度は全国区へ。タネヨシホ、山田航輝、石井一成らとしのぎを削り、数々の名勝負を繰り広げた。今年6月にはNJKF次世代エース・当時無敗の松谷桐を1RKOで撃破しWBCムエタイ日本統一王座を獲得。10月には「KNOCK OUT × REBELS」のリングでジャパンキック王者の石川直樹を3Rで粉砕。国内団体の王者を次々と撃破し、弱冠21歳の若さから今後の飛躍が期待される中での引退発表となった。プロ戦績は23戦15勝(11KO)7敗1分。

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