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【K-1 KRUSH】玖村将史、”棚ぼた”挑戦者・林勇汰に「一方的に殴って倒す」

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2019/11/05(火)UP

鋭いパンチを繰り出す玖村

 11月16日(日)大阪・サンエイワーク住吉スポーツセンターで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.108』で、初防衛戦を行うKrushスーパー・バンタム級王者・玖村将史(20=K-1ジム五反田チームキングス)の公開練習が5日、都内で行われた。 

 挑戦者は林勇汰(21=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)。第3代K-1 WORLD GPライト級王者・林健太の実弟だ。

殴り倒す気満々なのか、徹底してパンチ練習のみを披露

 玖村は2分1Rのパンチ練習を披露。鋭いコンビネーションをミットに叩き込み「ベストコンディションで試合に臨めそう」と調子が良さそう。

 玖村は前戦である6月のK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント決勝戦では、武居由樹に2RKO敗北した。自身に欠けているものとして玖村は「倒しきる力や、勝負強さ。今まではスポーツとして戦っている部分があったので、躊躇の無さを試合で出せるように徹底的な練習をしてきた」とフィニッシュ力や気持ちを鍛えてきたと言う。

王座T決勝では、パンチで軍司泰斗のアゴを砕いた玖村

 初防衛戦の相手は当初、元Krushバンタム級王者で無敗の金子晃大を予定していたが、金子が前戦の不出来を理由に辞退。その後、金子より実績の少ない林に決まった経緯がある。
 そのため、カード発表会見では「僕にチャンスが回ってきたので、やらないと損」と”棚ぼた”を逃がさないとコメントする林と対照的に、玖村は「ナメられてるのかな」と不快感をあらわにしていた。

 玖村は「(自分が戴冠した)Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントは、トップの選手が出ていて、その中で一番になった。苦労したベルトにそんなに簡単に挑戦出来るなんて、納得いかないな。相手には”そんなに甘くないんだぞ”と教える」と、林には思い知らせると言う。

 また「林選手はパンチ力はあるので、なめてかかることはしない。けれど(強いパンチも)当たらなかったら意味無いので、試合はパンチだけでは決まらない所を見せたい」と林の強打は封殺する。

 パンチの打ち合いになっても「打ち合いに見えて、実は一方的に殴ってるような試合にする。地元・大阪での大会で倒して、自分がチャンピオンということを見せつける。大阪でK-1を代表する選手が、玖村兄弟となるように目指していく」と意気込んだ。

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