【K-1】神保克哉、ベテラン城戸に“特攻”でKO宣言
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』に出場する神保克哉が11日、都内にて公開練習を行った。
神保はミットの前に立つとワンツー、左フックからのコンビネーションを中心としたパンチのみのミット打ちを披露。手の内は見せずに公開練習を終えた。
神保は今年6月にジョーダン・ピケオーの持つK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級タイトルに挑戦し判定負け、9月には中国遠征を行いハン・ウェンバオと延長判定までもつれ込むも惜敗し、キャリア初の2連敗を喫している。神保はその敗戦の理由にスタミナ不足を挙げる。「もともと自分の中でスタミナが課題で、ここ2試合は相手も打たれ強かった。終盤になっても倒せるパンチ力や打撃があれば倒せたんじゃないかっていうのもあったんで」と以前より終盤の攻撃力低下を感じていたという神保は、「今回はスタミナを強化してきました。だからスタミナは過去最高にあるかなって感じですね」と城戸戦に向け対策は万全と自信を見せた。
対戦相手の城戸については「性格が試合に出てて、喋りもテクニシャンなんすけど試合もテクニシャンですよね」と、試合前の会見から始まる城戸の”見せる”技術も含め高評価。その技術を踏まえ「自分もこう見えてテクニシャンなんで、意外にテクニック対決になるかもしれない」と技術戦の展開を予想した。
弱点は打たれ弱さと指摘し、「打たれないように戦ってるだけ。当たれば倒れると思います」と城戸スタイル攻略の準備も順調。神保に先駆けて行われた城戸の公開練習時に見られた「新しいもの好きなのでいいものはパクる」という発言に対しては、「そこは若さで上回ります」と理論的に攻略するだけでなく、勢いも織り交ぜていく姿勢を見せ、城戸攻略のイメージが出来上がっていることを感じさせる。
大ベテランの城戸に新進気鋭の神保が挑む構図が注目される一戦に向け「この試合に勝てば一気に日本人の主役になると思うし、やっぱベルト巻きたいんでそこを目指して行きます」と、かねてから口にする”世代交代”を実現する構えの神保。
城戸を撃破した暁には、現在空位となっているK-1スーパー・ウェルター級のベルトを懸けたトーナメントの開催と参戦に期待を込める。かつてスーパー・ウェルターのベルトを巻いたマラット・グレゴリアン、チンギス・アラゾフらも意識し、「めちゃくちゃ強い外国人とやりたいっすね。そっちの方が刺激があるんで」と世界の強豪との対戦も望む姿勢を見せた。
城戸が作る恒例の煽りVには「頑張ってもらえればいいかなと思います。盛り上げていただければ大丈夫っす」と対抗せず、逆にエールを送る余裕を見せた神保。「キャリアで城戸選手が勝つか、若さで俺が勝つか、楽しみにしていてください」とベテランvs若手の構図を強調し、城戸を攻略するスタイルを聞かれると「特攻ですね」とニヤリ。宣言通りのKOで長年トップに君臨する城戸の”オヤジ狩り”を果たせるか。
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