【K-1】城戸康裕が新作煽りVに絶対の自信「横浜の歓喜でまかせとけ!」
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』に出場する城戸康裕(36=谷山ジム)が11日、都内にて公開練習を行った。
城戸は練習場に姿を現すとアップもそこそこにミット打ちを披露。スイッチしながらのパンチと変則的な動きから強烈な右ミドルと、バリエーション豊富な動きを見せた。公開練習の動きの良さとは裏腹に、城戸はコンディションを問われると「いやもうヤバイです。疲れがヤバイ」と疲労が溜まっていると告白。しかしその裏には「(公開練習では)カメラがいっぱいあるからちょっと強めにやっちゃう。部活の時に女子がいるといつもより早く走っちゃうみたいな」とサービス精神旺盛な城戸の性格の影響もあるようだ。
城戸は前回の今年8月の試合から、約2年ぶりにスーパー・ウェルター級(-70kg)に階級をあげている。この階級変更は城戸にとって「調子いいですね」と良い方向に出ている模様。「67.5kg(ウェルター級)の時は1ヶ月半くらい前から減量減量ばかりしか考えなかった」と精神面でも大きな負荷がかかっていたが、今はそこからも開放。うっかり「試合前に食うもんじゃないものを食べていた」と食生活を開放させ過ぎた結果、81.2kgと過去最高の体重を記録。その後の徹底した食事管理と、ウェルター級時代から行っているファスティング(断食)でウェイトを作る予定と語った。
今回の対戦相手である神保克哉(23=K-1ジム目黒TEAM TIGER)との一戦は、神保本人からも周囲からも”世代交代”の一戦として語られる。城戸はこの現状に対して「新世代、新勢力、世代交代だと言ってくる後輩たちを5世代くらい見ている」と、旧K-1時代から第一線で闘い続けているベテランファイターならではの切り口でバッサリ。「新しいもの好きなので、KRUSHとかK-1見ててこの技ヤベーなと思ったらその日のうちに練習します」と、今でも自身が最先端の技術を持っていることを強くアピール。やすやすと世代交代は許さない構えを見せた。
城戸といえば試合前の煽りVに注目が集まるが、今回はいつもに増して「気合入ってますよ」と力が入る。それもそのはず、前回の大阪大会では入場前に公開したものの、会場のファンから全くと言っていいほど反応無し。会場のモニターが見えにくかったという声もあったというが、城戸本人も「あんなに滑ると思わなかった」とショックを受けるほどの惨敗ぶりだった。
そのショックは「大阪大会はKOして本当は気持ちよく起きられる朝のはずなのに、滑ったことにうなされて起きた」というほどだったという。
城戸がここまで煽りVに情熱を傾ける理由は何よりも「K-1のため」と語る。ロードワークの最中に構成を考え、練習の合間に撮影を行うことは簡単なことではない。城戸の「K-1のために頑張る」という言葉からは、ファンを楽しませ団体を盛り上げていくという強い意志を感じさせられる。もちろん城戸は「ファイトマネー上げろ」という要望も忘れてはいなかったが。
城戸は最後に「ドーハの悲劇よりひどかった大阪の悲劇は二度は起こりません。横浜の歓喜でまかせとけ!」と力強く宣言。煽り映像の大ヒットと新世代の神保撃破の2つの課題を達成し、城戸にとっての「横浜の歓喜」を実現することができるか。
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