【K-1】武尊、村越優汰の“KO狙わない”発言を一刀両断「そんな覚悟では僕に勝てない」
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』において、「スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R」で村越優汰(25=湘南格闘クラブ)と対戦する武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。
武尊の前回の試合は今年3月の『K’FESTA.2』のメインイベントで、現役ラジャダムナン王者(当時)のヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(タイ)に右フックからの連打で衝撃のKO勝利を収めた。その後、拳の腱断裂により長期欠場することを発表。今回は8か月ぶりの復帰戦となる。
復帰を待ち望んでいたファンに対して「一番いい勝ち方で勝つところを見せたいです。『やっぱり武尊が一番輝いてるな』『K-1の中心は武尊だな』という試合を見せたいですね」とK-1のカリスマらしく意気込みを見せる。
対戦相手の村越については「前からやりたいと言われていたし、K-1に参戦する前から知っていました。K-1に来てからもちゃんとベルトも獲って、防衛して、結果も残してる選手」と印象を述べ、「このタイミングでやってもいいのかな」と、このタイミングで対戦が決まったことに異存はない様子。
しかし、村越が「KOは狙わない。武尊選手を完封する」と先日の会見で発言。これには黙っていられないようで「僕に勝つつもりなら、それだけのことをやらなきゃいけないというのを、ちゃんと分かった方がいいかなと思います。K-1を引っ張る責任が求められることを分かってないですよね」と、自身との覚悟の違いを示す。
さらに「はっきり言って『KOは狙わない』と宣言しているようじゃファンはついてこないし、K-1の神さまがいるなら、オマエは選ばれないよって。そんなことを言っている選手は、僕に勝てないですね。自分が倒されてもいいくらいの覚悟で倒しにくる選手じゃないと僕には勝てないです」とバッサリ斬り捨てた。
欠場期間にはアメリカでの合宿も行った武尊。これまでも、アメリカで総合格闘技の練習も取り入れてファイトスタイルを進化させてきたが、今回はボクシングにも重点を置いて、プロボクシング6階級制覇王者マニー・パッキャオも指導する名伯楽、フレディ・ローチの指導も受けてきたという。
また、技術以外にもアメリカではスポーツ科学が進んでおり、身体の疲労度や筋肉のバランスをチェックでき、それをもとにトレーニングを続ければ年齢を重ねても良いコンディションを作ることが出来るのだと語る。
「アメリカに行くと自分の可能性が感じられて嬉しくなるんです、まだまだ俺は強くなれるんだって。横軸が技術で縦軸が身体能力だとするなら、アメリカに行くことで横軸・縦軸どちらも伸ばせるので、本当にデビューしたばかりの頃のように強くなることができます」と、多くのキャリアを積んだ現在も、自身の伸びしろはまだまだあると自信を込めてアピールした。
今大会は、K-1 JAPAN GROUPとして横浜アリーナ初進出となる。旧K-1の大会が何度も開催され、たくさんの名勝負が生まれた会場でもある。
武尊は「この大会を成功させることが、昔のK-1を超えるという意味ですごく大事な大会になると思います。僕自身、他団体から来た選手には絶対負けられないし、この後に繋げるためにも、ここは絶対にいい勝ち方でいかないといけない」と必勝を約束し、「最高の試合で最高のKO勝ちをしたいと思います」とKO宣言で締めくくった。
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