【K-1】空手で改心した豪州のワル、”サム・グレコ直伝のK-1スタイル”で王座に挑む
11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』。
「K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R」で王者ロエル・マナート(25=オランダ)に挑戦するクリス・ブラッドフォード(42=オーストラリア)が、都内で公開練習を行った。
ブラッドフォードはパンチ・前蹴り・ミドルのコンビネーションを披露。
ミットを持つのは往年のK-1名選手サム・グレコだ。現在は自身のジムで後進の育成に回り、ブラッドフォードらを指導している。
ブラッドフォードは少年時代、ケンカに明け暮れる日々を過ごしてきた。「確かに不良だったかもしれない。ストリートファイトばかりし、警察にも迷惑をかけてきた」と振り返るブラッドフォード。
彼を救ったのが空手だったと言う。地元の空手道場に入門したブラッドフォードは「空手の先生に出会い、武士道や、相手を尊敬する心、男として人間として生きることも教えてくれたんだ」と、空手で改心したと言う。
フルコンタクト空手のトーナメントにも多く出たと言うブラッドフォードは、ムエタイも学び、その後サム・グレコの元に師事。オーストラリアや南太平洋地域のキックボクシングのタイトルをいくつも勝ち取ってきた。
「私には3つのスタイルがある。空手で培った武道精神、ムエタイの技術、そしてサムから学んだK-1スタイル。その3つを融合させ会場を湧かすのが楽しみです」と語るブラッドフォード。
王者のマナートは、90年代を代表する名選手にして名伯楽として知られるアンドレ・マナートを父に持つ。ブラッドフォードは「伝説のマナート選手の息子と戦えることを光栄に思っています。彼が強いことは良く知っているが、自分も強いです。何も恐れてはいないし、自信に溢れている。出せるものを出し切って楽しもうと思っています」と意気込んだ。
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