【K-1】武尊、村越優汰と共に計量パス「ケガをする前よりも強い武尊で帰ってきた」
11月24日(日)横浜アリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』の前日計量が23日、都内で行われた。
第17試合のK-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1Rに出場する武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と村越優汰(25=湘南格闘クラブ)は共に計量に臨み、武尊は60.0kgジャスト、村越は59.9kgで計量をパス。明日の決戦にコマを進めた。
三階級制覇王者にしてK-1エースの武尊に挑む村越は「出来ることは全部やってきたので明日に向けて全部出すだけ」と人事は尽くしてきたと覚悟を決めた表情。「相手どうこうよりも自分の仕上がりだと思う。自分はバッチシなので完璧です」と万全の状態で明日の試合に臨めると自信を見せた。
対する武尊は拳の怪我から復帰し、約8か月ぶりの試合に「ケガをして8か月何もできなくて、自分の中では苦しい期間だった。その中で成長できる部分もあったので、ケガをする前より強い武尊で帰ってこられた。待っててくれたファンに最高のKOを見せたい」と完全復活の姿を披露するとファンへ約束した。
村越の印象は「60kgに上げても脂肪もついてなくていい仕上がりなので、いい試合ができると思う」と相手にとって不足なし。しかし事前のインタビューなどで村越が「KOを狙わずに武尊を完封する」と発言していたことに触れると「そんな覚悟じゃ自分には勝てない」と村越の心構えを否定。それを受けた村越は「結果として誰も武尊選手に勝てていないので、KOを狙わない自分のスタイルで勝ちたい」と勝ちに徹する姿勢を崩さなかった。
誰もが認めるK-1の顔である武尊に勝利することができれば、自身がK-1の顔となることが求められる村越は「もちろんこの試合をすると決めたときからその覚悟がないといけないし、その覚悟はある」とK-1の顔交代も辞さない構え。それを聞いた武尊も「毎試合(K-1を)背負って試合をしているし、自分が負けたらK-1が負けるという気持ちで試合をするのは変わらない」と、改めて現在のK-1を支えていると自負を強く前面に出した。
両者ともにコンディションは最高というこの一戦。歴史が変わる瞬間となるのか、絶対王者が8か月ぶりの復活の声を上げるのか、最注目の一戦のゴングは明日鳴り響く。
<計量結果>
▼第17試合 【黒豚しゃぶしゃぶ あじとPresents】スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
武尊(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→60.0kg
vs
村越優汰(日本/湘南格闘クラブ)→59.9kg
▼武尊の5分で見るヤバすぎるKO 10連発!
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