【K-1】武居由樹、ルンピニー＆ラジャランカーに「KOする」=12.28名古屋

2019/11/29（金）UP
（最終更新：2019/12/03 19:33）

　12月28日（土）愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）で開催される“K-1冬のビッグマッチ 第2弾”『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN～初代女子フライ級王座決定トーナメント＆スーパー・ライト級タイトルマッチ～』に出場してスリヤンレック・オーボート.ガムピー（23＝タイ）と対戦する、第2代 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・武居由樹（22＝POWER OF DREAM）コメントが主催者を通じて届いた。

　対戦相手のスリヤンレックはムエタイの殿堂のラジャダムナンと、ルンピニースタジアムのランカー。ヒジや首相撲を得意とする選手がムエタイでは多いが、打ち合いで一歩も引かないアグレッシブなファイトスタイルを持ち味とする。昨年の大阪大会で、武居はムエタイの強豪・ヨーブアデーンに苦戦を強いられているだけに、今回ムエタイファイター相手に進化した姿を見せるか注目だ。

　武居は6月のK-1でスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントで、3試合ともKO勝利で王者としての絶対的な実力と存在感を示した。「コンディション的には11月の横浜大会にも出たかったのですが、後輩の江川（優生）のトーナメントが決まっていたので、横浜大会は優生に任せて、僕がチャンピオンとして年末の名古屋をしっかり締めようと思っています」と2019年のK-1は自分が締めくくる構えだ。

　今回は東京ではなく名古屋大会に参戦が決まって「SNSでも『東京以外で試合をしてください』というメッセージは沢山貰っていて、東京以外のファンの皆さんの前で試合が出来ることは嬉しいです」とファンからの期待を感じて、ワクワクしているようだ。

　強豪のスリヤンレックについては「背は小さいですけどパワーがあるし、倒されてもすぐに立って向かってくるような気持ちの強さもある選手だと思います」と分析し、「（スリヤンレックが）ガンガン前に出て来るので、かなり熱い試合になると思います」と激戦を予感させる。

　しかし、「倒すことは絶対で、今まではテクニックで倒すことが多かったんですけど、6月は気持ちで倒しに行く試合が多かったんですね。そのどちらでいくかは試合までに考えようかなと思います」とどのような展開になってもKOを誓う。

　更に「武尊選手もムエタイの現役王者（ヨーキッサダー）をKOしてますし、僕もスリヤンレックを倒してK-1が一番だということを証明したいです」とK-1のカリスマ・武尊と並んで、K-1最強をリングで見せると語った。

　最後に「今のスーパー・バンタム級で僕の後を任せられる日本人はいないと思うし、これからも僕がチャンピオンでいなきゃいけない。そのうえで今回のスリヤンレック戦のような強豪と戦ったり、チャンピオンとして色んなことにチャレンジしたいです」と王者として長期政権を築いていくと宣言した。

☆この大会の対戦カード、スケジュール、チケットなど

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