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【ジャパンキック】44歳の元四冠王・松崎公則が、エース・石川直樹とヒジ対決「切るか、切られるか」

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2019/12/03(火)UP

共にヒジ・ヒザの殺傷力が高い石川(左)、松崎(右)が対決

 2020年1月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KICK ORIGIN 2020 1st』の対戦カードが決定した。メインイベントでジャパンキックボクシング協会(JKA)フライ級王者・石川直樹(33=治政館)と、元四冠王・松崎公則(44=STRUGGLE)が対戦する。

 石川はヒジ打ちとヒザ蹴りを武器とするフライ級王者で、JKAのエース格。今年5月にJKAのプレ旗揚げ興行で5RにKO勝利し、6月にはムエタイ系イベントのスックワンキントーンでスーパーフライ級王座も戴冠している。
 しかし8月にはWMCスーパーフライ級王者・大崎孔稀にKO負け、10月のKNOKC OUTではWBCムエタイ日本統一フライ級王者・仲山大雅にTKO負けを喫しており、連敗から脱出したいところだ。

容赦無いヒザ蹴り連打でKO勝利する石川

 対する松崎もヒジとヒザを得意とする。2009年に34歳でプロデビューしたにも関わらず、2階級のREBELS-MUAYTHAI王座を含む四冠達成を成し遂げている”中年の星”だ。
 しかし昨年10月、当時18歳の大崎孔稀に判定負けでJ-NETWORKスーパーフライ級王座を奪われてからは3敗1分の戦績。日本の試合で最後の勝ち星は昨年5月となっており、1年8ヶ月ぶりの勝利を狙う。

 松崎はコメントで「石川選手が首相撲にこだわっている所があるので、あえて向こうの土俵に乗って首相撲で勝負してやる」と首相撲の厳しさを教え込ませる。「どちらが組みが強いか、どちらが切るかやってやろう」と燃えている。SNSでも「切るか、切られるか」の試合になると投稿しているとおり、激闘必至の一戦になるだろう。

得意のヒジ打ちでKO勝利した松崎

 ホームのメインイベント、得意技の勝負で決して負けられない石川が勝つか。台風の影響による栃木市の水害ボランティアに、毎休日欠かさず参加している”優しき四冠王”松崎が団体エースを食うか。

 また、3大タイトル戦としてライト級・ウェルター級・フェザー級の各階級で王座決定戦が行われる。
 ライト級では直闘が王座を返上、同級1位・永澤サムエル聖光(ビクトリージム)と同級3位・興之介選手(治政館)が対決する。
 ウェルター級では王座を新設し、同級1位・政斗(治政館)と同級2位・モトヤスック(治政館)が争う。タイトル戦でありながら同門対決という稀なカードとなる。
 フェザー級では石原將伍が王座を返上、同級2位・渡辺航己(JMN)と同級3位・櫓木淳平(ビクトリージム)で王座を争う。

<対戦決定カード>
▼メインイベント 新春スペシャルマッチ 52kg契約 3分5R
石川直樹(ジャパンキック フライ級王者・元スック ワン キントーン スーパーフライ級王者/治政館)
vs
松崎公則(元J-NETWORKスーパーフライ級チャンピオン・元REBELS-MUAYTHAIフライ級チャンピオン・元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級チャンピオン・元WPMF日本スーパーフライ級チャンピオン/STRUGGLE)

▼メインイベント ジャパンキックライト級王座決定戦 3分5R
永澤サムエル聖光(同級1位/ビクトリージム)
vs
興之介(同級3位/治政館)

▼メインイベント ジャパンキックウェルター級王座決定戦 3分5R
政斗(同級1位/治政館)
vs
モトヤスック(同級2位/治政館)

▼メインイベント ジャパンキックフェザー級王座決定戦 3分5R
渡辺航己(同級2位/JMN)
vs
櫓木淳平(同級3位/ビクトリージム)

▼セミファイナル 日泰国際戦 55.5kg契約 3分3R
馬渡亮太(チェンマイスタジアム認定バンタム級王者・前ジャパンキック バンタム級王者/治政館)
vs
チャモアペット ソー・ヴィラデット(元泰国ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級4位/タイ)

▼セミファイナル 日泰国際戦59kg契約 3分3R
瀧澤博人(元日本フェザー級王者・ジャパンキック フェザー級1位/ビクトリージム)
vs
ペッワンチャイ・ラジャサクレックムエタイジム(タイ)

▼54kg契約 3分3R
幸太(同級1位/ビクトリージム)
vs
阿部泰彦(同級3位/JMN)

▼ジャパンキック ライト級ランキング戦  3分3R
野崎元気(同級4位/誠真)
vs
睦雅(同級7位/ビクトリージム)

▼ジャパンキックフェザー級 3分3R
西原茉生(チームチトク)
vs
財辺恭輔(REON Fighting Sports Gym)

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