【ボクシング】村田諒太の相手バトラー、舌を出して余裕の公開練習
12月23日(月)、神奈川・横浜アリーナにて開催されるWBA世界ミドル級タイトルマッチで王者・村田諒太(33=帝拳)と対戦する同級9位で今年9月、10月とWBO1位にランクインしていたスティーブン・バトラー(24=カナダ)が16日(月)、都内にて公開練習を行った。
練習前の会見では「トップに立つために必要なことはやってきた。調整も万全で100%の状態。早めに来日して良かった」と12月8日に来日し、9日目に入り順調さをアピールした。
そして「自身のキャリアの中でも重要な試合、12年間をボクシングに捧げてきた。それも全てチャンピオンになるためだ」と初の世界タイトル戦に強い意気込みを述べた。
今回の試合に向けてカナダで2週間のトレーニングキャンプを行った。トレーナーのジャン・フランソワ・バージェロン氏は「集中力を上げてトレーニングを行い、良い内容のキャンプができた。今までに見たことがないほど集中している。この試合に向けて私も楽しみだ」と笑みを浮かべた。しかし、カナダでのキャンプの内容や、日本での練習場所は? など記者から問われると「それは言えない」と秘密を貫いた。
バトラーは村田について「とても良いボクサー、強いボクサーだと思うし、リスペクトしている」と認めつつ、「10週間もかけて村田戦へ向け練習してきた。彼からベルトをとる準備はできている」と自信に満ちた表情で語った。
会見後、バトラーはリングに上がり公開練習を開始、シャドウ、ミット、リングを降りるとサンドバッグをそれぞれ2Rずつ行った。秘密主義なのか、ウォーミングアップ程度の動きが中心だったが、ミットでは時折、強い右のパンチで快音を響かせた。
彼のニックネームは「BANG BANG(バンバン)」。パンチをするときにすごい音がするということでマネージャーがつけたとのことだが、リングを降りてからのサンドバックでは、報道陣をからかうように冗談っぽく舌を出しながら軽く叩いて見せたが、終盤には強烈な右ストレート、そして左のボディブローの連打などのラッシュを見せ、バンバン音を立てハードパンチャーぶりをアピールした。
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