【Bellator×RIZIN】朝倉未来と中村K太郎が、対抗戦で必勝誓う「RIZINの強さを証明する」(朝倉)
12月29日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される『BELLATOR JAPAN』、31日(火)に同会場で行われる『RIZIN.20』において「RIZIN×BELLATOR対抗戦」に出場する4選手が17日都内において公開練習に臨んだ。
31日『RIZIN.20』においてジョン・マカパ(33=ブラジル)と対戦する朝倉未来(27=トライフォース赤坂)、29日『BELLATOR JAPAN』においてロレンズ・ラーキン(33=アメリカ)と対戦する中村K太郎(35=K太郎道場)がマススパーを披露。朝倉の多彩な攻撃に中村がカウンターを合わせれば、朝倉は徐々にギアを上げ大技の飛びヒザ蹴りと、リラックスしたムードの中にもキレのある攻防を見せた。
朝倉は対抗戦の相手となったマカパについて「今までの選手の中で一番実績があるので楽しみ」と、そのキャリアを評価。しかし実力面については3試合ほどの映像を確認した上で「序盤は丁寧なんですけど、大振りになっていくのでそこにカウンターを合わせる。あのパンチは僕には当てきれない」と分析。「試合の映像を見た限りでは負ける気がしない」とバッサリと切り捨てた。
初のベラトールとの対抗戦、しかも大将戦という大役を任せられた朝倉だが「(特別な意識は)特に無い」とプレッシャーは皆無。しかしRIZINの看板を背負ったことは十分理解しており「RIZINの強さを証明したいなという気持ちですね。全敗したら舐められる。日本の格闘技ファンを含めて『こんなもんか』と舐められちゃうので、意地を見せたい」と必勝の覚悟は固めている。
この一戦に勝利すれば、ベラトール側からも注目を集めることになるが、勝って殴り込みをかけたいかという問いに対しては「そんなに行きたいとは思わない。来てって感じ。エースがぽんぽん行ってはダメ」と、あくまでRIZINのエースとして日本のリングを盛り上げたいという意向を示した。
その朝倉と公開練習を行った中村は、対戦相手のラーキンを「10試合くらい見ました。今まで研究してこなかったので、今回一番している」と徹底的に分析中。「打撃が速くて強くて、フィニッシュもほとんど打撃」とその攻撃力に警戒心を強める。
中村といえば「裸絞十段」の異名をとるほどのチョークスリーパーの名手。この一戦にもチョークでの勝利が期待されるが、「簡単にテイクダウンを取れるわけではない」とラーキンの組みの技術も評価。「殴り倒して弱らせてチョークで。それでぶっ飛ばされたらしょうがない」と、打撃戦も辞さない覚悟を見せる。
団体の看板を背負った対抗戦メンバーの一員として「今回だけはチームを思って」とチーム戦を意識している中村。
「僕は引き分けて、なるべく後につなげる」と、まさかの引き分け狙い宣言が飛び出した。その心を問うと「僕が負けるという予想が多いので、引き分けて次につなげる」と、自らの役割は”団体に黒星をつけないこと”と主張。「ケガをしてでも引き分けます」「絶対引き分ける」「チームのために引き分ける」と、前を向いているのかわからないが、インタビュー中に何度も引き分けを宣言し、チームのために戦うという強い意気込みを見せた。
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