【ボクシング】八重樫東、王者ムザラネに「全てをぶつける覚悟。きっと自分の手が上がる」
12月23日(月)、横浜アリーナで行われるトリプル世界戦の一つとしてIBF世界フライ級タイトルマッチに臨む挑戦者で元世界3階級制覇王者の八重樫東(36=大橋)は王者モルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)と共に調印式に出席。ベテランらしく、互いに敬意を表し合うコメントを口にした。
プロキャリア19年のムザラネに、2年半ぶりの世界戦となる八重樫は「久々にこのような舞台に立てることをすごく嬉しく思っている」と周りのサポートから感謝し、「日本に来てくれたムザラネ選手にも感謝していますし、今の心境としては久しぶりの世界戦ということで現場の雰囲気を楽しんでおります。同年代のムザラネ選手と試合ができることを喜びに思い、全てをぶつける覚悟。明後日は、きっと自分の手が上がるんじゃないかと思っています」と心境を述べた。
今回チャレンジャーとして臨む世界戦は2015年、IBFライトフライ級王者のハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑んで以来、4年ぶりとなる。それについて八重樫は「本当に久しぶりだが、僕にチャンピオンという立場がふさわしいかどうかわからない。チャレンジャーという立場が合っていると思うし、今、チャレンジャーという気持ちを忘れないで、どこまでもチャレンジしていきたいので居心地がいい。気持ちも気合も入っている状態です」と自身のモットーを語った。
八重樫をどう評価しているかという問いについて、ムザラネは「再び日本に来て、自分の防衛戦を行えることに感謝したい。八重樫は元チャンピオンであり、自分とは同年代の選手であるけども、私が今回も倒すという意気込みは変わらない。それが実現すると思っている」とゆるぎない自信を示した。
2008年11月以来10年以上負けなし。今回の一戦への自信をムザラネは「もちろんいい試合になると思うが、最終的にリングの上で手をあげられるのは自分だと思っている」と話した。
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