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【ボクシング】寺地拳四朗が計量パス、減量苦を音フェチ動画で克服

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2019/12/22(日)UP

7度目の防衛戦に臨む寺司が計量クリアー

 12月23日(月)神奈川・横浜アリーナで行われる『FUJI BOXING トリプル世界戦』の前日計量が都内にて13:00より行われ、『WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ』で7度目の防衛を目指す王者・寺地拳四朗(27=BMB)は48.8キロ、挑戦者の同級12位・ランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)は48.2キロで1回目でパスした。

 計量を終えた寺地は、唯一の苦しみだった水抜き減量からの解放に、まるでオアシスを感じたかのように水分補給に入った。すると今度は発汗を見せながら、記者たちにコンディショニングの成功を明言する。まったく水分を取れなかった昨夜は、不眠症に陥り何度も目が覚めたという。

王者・寺地(左)と挑戦者・ランディ(右)が横浜のリングで激突する

 その解決方法に“音フェチ動画”として人気の『ASMR』をYouTubeで聴いた。これは、聴覚や視覚への刺激で脳がゾワゾワする感覚を楽しむというもので、追い詰められた寺地にとってこれが心地よかったと笑い話にした。

 改めて試合が楽しみだと語った寺地。目標である日本人男子最多の防衛記録14への折り返し地点に立ち、「明日はトップバッターで、綺麗な顔のまま勝ちたい」と豪語した。

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