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【RIZIN】白鳥大珠、大雅にリベンジはさせない「全局面で圧倒できる」

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2019/12/24(火)UP

左ストレートを繰り出す白鳥

 1231日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』の第4試合「RIZINキックボクシングルール(-62.0kg契約、33R)」で元K-1スーパー・フェザー級王者・大雅(23TRY HARD GYM)と対戦する、第5RISEライト級王者・白鳥大珠(23TEAM TEPPEN)が、23日(月)所属ジムにて公開練習を行った。

 白鳥は今年10月の『RIZIN.19』で大雅と対戦し、ダウンの応酬を制して判定勝利。今回は大晦日のマッチメイクにあたり大雅が再戦を熱望し、2度目の対戦が決定した。対戦カード発表会見で白鳥は「きっちり二度とやりたいと思わせないような試合を」と闘志を燃やしていた。

ミットにヒザを蹴り込む白鳥

 公開練習では同大会に出場する那須川天心と共に、軽快なステップからのパンチやヒザ蹴りを含めたシャドーボクシングを行った。その後、TEPPEN GYM代表の那須川トレーナーの持つミットに、ワンツーをはじめとするパンチのコンビネーションを繰り出していった。終盤になると強烈な左ミドルを何度も蹴り込んでいき、那須川会長が苦しむほどの威力を見せた。

 現在のコンディションに関しては「問題ないです」と好調ぶりを感じさせた白鳥は、前回の大雅との試合を振り返って「1、2Rは圧倒していたと思うんですけど、3Rにダウンを取られてしまって、そこからは反省点しかないですね」と序盤は完全に自分のペースになっていただけに、大雅のパワーを感じて相手のペースになりかけてしまった3Rの反省点は多かったと語った。

前回の大雅戦、3Rでついにダウンした白鳥

 3Rにもらってしまったダウンに関しては「距離感を間違ってしまった感じですね。飛び込みの(左フック)だったので」と大雅の独特の飛び込みフックに驚いたようだ。試合中に集中力が欠けてしまった点もあったとも。
「瞬発力がこれまで戦った相手とは全然違いました」と、前回の印象も踏まえての再戦に挑む。

 先日の記者会見で顔を合わせて「向かい合って何か感じるものは特にはなかった。再戦は向こうから言ってきて、向こうもリスクがあるし全てを懸けて挑んでくるので迎え撃つって感じですね」とリベンジはさせないと言い切る。
 さらに「リベンジで来ると言っていますが、特別に警戒することはないです。自分の良さを100%出せば、今回は全局面で圧倒できるんじゃないかなと思います」と自信満々に語る。

 来年にRISEの世界トーナメントで2階級制覇を狙う白鳥にとって、この試合で負けるわけにはいかないだろう。「プレッシャーはないわけではないですけど、これまでずっと勝ち続けてきているのでどの試合も一緒だと思っています。9月の優勝した時点で追われる立場になったので、誰とやっても一緒です」と王者としての貫禄を垣間見せた。

大みそかは同門の那須川(左)と共にキックの魅力を伝えたい

 那須川も語っていたように今大会ではキックボクシングルールの試合が2試合となっており、それに関する質問が飛ぶと「全部で15試合あって、その中でMMAのファンが大半だとは思いますが、その人たちにキックの魅力を伝えたいです」と大晦日にキックの良さを伝える構えだ。

 前回のようなダウン応酬の激闘になると、会場を沸かせることに繋がるが「前回は見ている人は面白かったと思いますが、今回それは望んでいないです」ときっぱり。完全決着を誓う白鳥は「(自分の)魅力を出して戦いたいです」と強く意気込んだ。

☆12.31 RIZIN 対戦カード・イベント情報はこちら

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