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【K-1】篠原悠人、ライト級タイトル戦線を見据え「絶対KOで勝つ」

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2019/12/24(火)UP

ボクサーのパンチ技術を参考にしているという篠原「今回かなり完成度が高い」と自信(C)M-1 Sports Media

 12月28日(土)愛知・ドルフィンズアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』の第7試合「スーパーファイト K-1ライト級 3分3R・延長1R」でSEIYA(23=MAD MAX GYM)と対戦する篠原悠人(21=DURGA)が21日、大阪府内で公開練習を行った。

 篠原は当初3月に対戦した大沢文也(この時は篠原が延長判定で勝利)とのリマッチが予定されていたが、大沢が練習中に「左膝内側支帯断裂による全治2ヵ月」の負傷となってしまったため、急遽試合10日前に相手がSEIYAに変更になった。試合直前での対戦相手変更は初めてだという篠原だが、「あまり心境的には変わらない」とリラックスムードでミット打ちを披露。「コンディションはいつもと変わらず、減量も上手くいっている。調子もいい感じ」と順調な仕上がりであることをうかがわせた。

篠原は昨年12月にゴンナパーを2度倒す大金星を上げた

 篠原は昨年12月に行われたK-1ライト級世界最強トーナメント1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックを衝撃のKOで下す大金星を上げ、一躍その名を轟かせた。今年8月には川﨑真一朗と大会ベストバウトにも挙げられる倒し倒されの大激闘を演じ、激闘派としてのイメージを強めている。

 その川﨑戦を振り返ると、「僕の計画ではダウンを取られることは予想していなくて(苦笑)。ああいう試合展開も始めてでしたが、その中で最終的に勝てたのは良い経験になった」と、想定外の激闘を制したことを自信に繋げた。試合中は川﨑の動きは見えていたという篠原は「ダウン取ったら一気に来ると思ったので、そこに無意識に合わせたって感じですね」とダウンを取り返し逆転。「熱くなっていいことはほぼ無い。冷静に倒しに行くことが一番強いと自分の経験で分かる」と、勝利は冷静な状況判断の賜物だったと語った。

対戦相手変更も、篠原のKO宣言は変わらない

 今回は急遽対戦相手が変更になったが「判定に行ったら自分の負けやと思っています。だから絶対にKOで勝たないといけない」と、大沢戦の段階から宣言してきたKO決着を改めて予告。ライト級戦線ではKrushライト級王者ゴンナパーが復帰し、1月に横山巧とのタイトルマッチも決定する中、この試合は自身がK-1ライト級王座に近づくための一戦になると位置付けた。

「内容で示すことができればタイトルマッチも見えてくる」とベルトを見据える篠原はKOでチャンスを引き寄せられるか(C)M-1 Sports Media

 現K-1ライト級王者は昨年末にトーナメント決勝で敗れた林健太だが、リベンジは意識していないと篠原は語る。「僕は人に執着はない。ベルトが獲れればいいかなとおもっています。とにかくK-1ライト級のベルトが欲しいですね」とベルトへの執念を燃やす篠原は「しっかり自分の強さを見せて、内容で示すことができればタイトルマッチも見えてくると思います。調子めちゃめちゃいいので、圧倒的なKOを見せられると思うので楽しみにしてください」と、KO決着でタイトル挑戦を引き寄せるとファンにアピール。混迷するライト級戦線で頭一つ抜きんでる構えを見せた。

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