【K-1】KANA、安藤美姫と「優勝してトリプルアクセルやりたい」
12月28日(土)愛知・ドルフィンズアリーナで行われる『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~』に出場するKANA(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、12月3日(火)都内にある所属ジムにて公開練習を行った。
K-1初の女子王座を争う「K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント」に出場するKANAは、シャドーボクシング、スティックミット(棒状のミット)を使ったディフェンス練習、ミット打ちを披露。「凄くいい状態で練習ができています」という通り、キレキレの動きを見せて好調をアピールした。
トーナメントについては「自分がやりたいとずっと望んでいたトーナメントが正式に決まってオファーが来た時は、いよいよ来たかと思って気持ちが高まりました」と試合が待ち遠しい様子。
10月にはタイでトレーニングキャンプを行い、GLORY世界女子スーパーバンタム級王者のアニッサ・メクセンとスパーリングをこなしており、「世界のトップ選手と実戦を積み重ねることで、こうやって戦ってくるんだと肌で体感できた。試合までにどう過ごしていくべきかが分かったので良い収穫になりました」という。
一回戦で対戦するクリスティーナ・モラレス(26=スペイン)は様々な団体のスペイン国内タイトルを総なめにし、ISKA女子世界-48kg王座に2度輝き、Enfusion女子世界-52kg王座も獲得している選手。モラレスについて「このトーナメントの出場選手の中で一番実績がある選手なので一回戦に集中しています」とKANAは警戒する。
1日2試合の過酷なワンデートーナメントとなるため、「トーナメント用に練習しているものはありませんが、スパーリングを6~8Rはしています」と多めのスパーを重ね、実戦を想定した練習を行っているという。
また、この日のKANAの公開練習を、今大会でアンバサダーを務めるフィギュアスケーターの安藤美姫が見守っていた。「KANA選手の動きが凄く速くて目が点になりました。色んなトレーニング方法があるなと感じたので、K-1をトレーニングに入れようと思いました」とキックボクシングをスケートの練習の一環として取り入れてみたいと話す。
「KANAさんはリング上で、私はリンク上で個人で戦うところが凄く似ています。全く正反対の競技ではありますが、大会までにコーチ、トレーナーと練習を積み重ねて最高の舞台で最高のパフォーマンスをするというところは凄く共通しているのを感じました。私は地元・名古屋なので名古屋のたくさんの女性にKANA選手の戦う姿を見てもらいたい。KANA選手からはいい空気を感じるので勝てるんじゃないかなと。ベストコンディションで臨んでベストを尽くせるように影ながら応援しています」とエールを送る。
それを受けて、KANAは「初代ベルトは必ず巻くと決めています。チャンピオンベルトを巻いて安藤さんとトリプルアクセルを一緒にやりたい」と笑顔を見せた。
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