【K-1】木村“フィリップ”ミノル、今年6度目のKO勝利に自信、3階級を制覇の野望も=12.28名古屋
12月28日(土)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』に-69kg契約で参戦する木村“フィリップ”ミノル(26=K-1ジム五反田チームキングス)が24日、都内にて公開練習を行った。
今年は28日に対戦するWMCムエタイ-67kgイギリス王者マーセル・アデイエミ(23=ナイジェリア)戦を含めると6試合を闘うことになる木村。しかもK-1全大会に出場し、全てKO勝利と圧倒的なパフォーマンスでK-1を牽引してきた。2019年のパーフェクトレコード達成に向けて、この日の公開練習も入念にシャドーを繰り返した後、矢口トレーナーから細かい指示が飛ぶ中でド迫力のサンドバック打ちを披露した。
今年は5戦5勝5KOと快進撃の木村は「個性的な5人と戦ってきて、全員強かったし、やりにくさもあって全部僕には良い経験になりました」と言うも最も印象に残っているKO勝利は「第1位はクルーズ・ブリッグス戦。あれは多分もう今後の格闘技界でもずっと1位なんじゃないですかね? 僕はジェロム・レ・バンナ以外であの衝撃は見たことないです。まさか自分がああいうKOするとは……あれは当たった瞬間もう(自分が)KOアーティストでいいだろうって思いましたね。そこはもう譲れないっすね」と自負する。
そして迎えるアデイエミについて木村は「ちょっと掴みどころのない選手。荒々しさもあったり、危ない武器はけっこうあるなとは思いますね」とアデイエミを分析しながらも「でも料理の仕方は大体頭の中にはあります。あんまり謙虚にしてもしょうがない。ムエタイのイギリスのチャンピオンで、それを獲ってるからにはちゃんとテクニックもあると思いますけど…イギリスチャンピオンレベルじゃお遊びですね。相手じゃないっす」と一蹴。
「この試合は“どう倒すか?”だけですね。インパクトで過去の試合を全部上回りたい。一番を取りたいですね」と、あくまで魅せる倒し方にこだわり、ブリッグス戦の衝撃を超えるKO劇をイメージしている。
そして来年の野望についても語る。
「来年以降はタイトルですね。タイトルを獲るにあたって、1個だけじゃなくて2階級、3階級とやっていけたらもの凄い良いキャリアを重ねられると思う。来年はベルトを獲って、2階級、3階級制覇をしてK-1を完全制覇する。そうなったらそれ以上幸せなストーリーはないと思う。僕が涙のK-1タイトルを獲る。そして2階級、3階級制覇をしてピリオドです(笑)」
KOを重ね3階級制覇の野望達成はいつになるのか。それにはまず28日にムエタイの王者にKO勝利し、今年をパーフェクトレコードで締め括ることから始まる。
▼木村が今年1番のKO勝利とした木村vsクルーズ戦の動画
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