【K-1】安保瑠輝也、ゲーオの強さを改めて実感「レジェンドの強さがあった」=一夜明け会見
12月28日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~』の一夜明け会見が29日(日)名古屋市内にて行われた。
メインイベントで行われた『K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R』で、挑戦者ゲーオ・ウィラサクレック(35=タイ/WSRフェアテックスジム)を延長で退けて初防衛を果たした、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(24=team ALL-WIN)が出席した。
安保は6月のタイトルマッチと同様に、延長にまでもつれる接戦となったが僅差の判定勝利で初防衛に成功。昨日の試合を振り返って「自分がK-1で初めてメインイベントで、落ち着いてベルトがあることはホッとしています」とコメントした。
前回以上に厳しい戦いになったのではという記者からの問いかけには「やっぱり強いなって感じました。自分がやってきたことが前回よりは出せたかなって思っています。でもそれよりゲーオ選手のレジェンドの強さがあって、自分の実力不足もありますが強かったです」とゲーオの強さを改めて実感した試合となったようだ。
「今回ゲーオ選手を完全に越えようと思って挑んだが、超えれなくて2019年で一番抱き合って、クリンチした展開になってしまったんで、噛み合わないもの同士なのかな」と試合内容について満足はいっていない。
そして、チャンピオンベルトの裏にあるゲーオがベルトを獲った時に書いたマークを指差して、「これを完全決着して消してやろうと思っていた」というが、「もう(ゲーオと試合を)やることはないと思っていて、防衛していこうと思っています」とゲーオ以外の先を見据える。
今後については「やっぱりゲーオ選手などのトップの強い選手にKOしていかないといけない。”デモリッション(破壊)マン”という名前をつけてもらっていますけど、最近KOできていないのが悔しいです。K-1の顔になるとは言いましたが、今すぐにはなれないですし、とりあえず3月のK-1で今の自分の立ち位置を試合で見せて変えたいと思っている」と次回の試合結果でアピールする構えだ。
盛り上がりを見せるスーパー・ライト級戦線では、昨日不可思が大和哲也に鮮烈KO勝利を見せ、11月のK-1では山崎秀晃がビッグインパクトを残した。「そういった選手が沢山いるのが嬉しいです。誰とやっても負ける気しないのでかかってこいって感じですね」と王者として受けて立つとして「有言実行できなくて申し訳ないです。これからも応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
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