【ボクシング】井岡一翔、2020年は「さらなる高みを目指す」と統一戦にも意欲
2019年12月31日(火)、東京・大田区総合体育館でジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)に判定勝ちを収め、WBO世界スーパーフライ級王座の初防衛に成功した井岡一翔(Reason大貴)が激闘から一夜明け、都内で会見に臨んだ。
米国キャンプを経て試合に臨み、“勝ちにこだわるボクシング”という求めていた成果を昨夜は存分に発揮できた。
「鏡を見なくても視界がすごく狭まっているので、結構パンパンに腫れているだろうなって分かる。厳しい試合のなか、気持ちの強さとセコンドの指示でやってきたことを信じて戦ったから勝てた」
1年前の中国マカオでは、ドニー・ニエテス(フィリピン)とのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に判定で敗れ、翌日に虚無感を味わった。
「去年はよくわからない新年だった。とりあえずおせち料理も頼んだので、家でゆっくりしたい」
井岡は日頃から、積極的に育児に協力しているが、米国キャンプから戻っても妻に任せきりだったと言う。そのため、新年は再び“イクメン”に戻ることも宣言した。
日本人男子史上初の4階級制覇達成を始め、充実度の高い2019年が終わり、井岡が2020年の意気込みを語る。
「さらなる高みを目指して、見たい景色を追い求めてきたい。具体的には対戦相手と戦うこと。やりがいがあって、観ている人にも緊張感のある試合ができるように、統一戦だったりとか世界的に名の知れた選手とやっていきたい」
最も戦いたい相手にはWBC世界同級王者ファン・エストラーダ(メキシコ)を挙げた。
先日の会見では、かねてから対戦が望まれていた、元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)戦にも意欲を示していた井岡。2020年はエストラーダとの統一戦、ロマゴンとの対戦の実現に期待したい。
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