【野良犬祭】68歳の吉田照美、タッグ戦に向けパンチとアリキックを披露
1月19日(日)に新木場1stRingにて開催される格闘技イベント『野良犬祭6』で”リングデビュー”するアナウンサー・吉田照美(68)が公開練習を行った。
吉田は1月10日(金)から公開される(ヒューマンラストシネマ渋谷他)映画「ロバマン」(河崎実監督)に主演。ロバ星人から超能力を授かった68歳の平凡な老年男が、スーパーヒーローに変身し悪を徹底的に叩きのめすストーリーだ。
映画の中の”ヒーロー”が、現実のリングでファイトを行う。吉田は河崎オリジナルの特撮ヒーロー「電エース」とタッグを組み、プロレスラー・TARUのタッグと激突する。TARUはかつて客として来ていた森喜朗元首相を襲撃した(2006年/全日本プロレス)こともある極悪ヒールだ。
公開練習では、野良犬祭のプロデューサーである元WKA世界ライト級王者・小林さとしがパンチングミットを持ち、吉田が繰り出すワンツーを受ける。
しかし小林が思わず「遅っ」と叫ぶほど、腰の入っていないヘロヘロなパンチだ。「前期高齢者だからこんなもん」とすまし顔で言う吉田。しかし来場していた河崎監督が「何かが足りない、まだ”ロバマン”じゃない」と、吉田にロバマンのマスクを差し出す。
吉田はマスクを被ると、再び小林の持つミットにパンチを繰り出す。すると腰の回転が早くなり、ミットには先ほどとは打って変わった快音が響く。小林も「全然違いますね」と頼もしそうだ。河崎監督が言うには「これは強化服」なのだと言う。
これほどのパワーなら、と小林が秘策を伝える。「猪木対アリ状態になり、蹴りをいれましょう」と、キックもいけると判断したようだ。猪木対アリはリアルタイムで見たという吉田は、早速猪木のグラウンドポジションに構える。小林が足に構えたミットに、吉田がパワフルな蹴りを入れると、小林は「おおっ」とのけぞる。
小林は「変身すると全然違う。これやりましょう」と必殺技認定する。吉田はエンジンがかかったかのように立ち上がり、ワンツーからのクロスパンチを小林のミットに繰り出す。すると小林はリングロープまで吹っ飛ばされてしまう。
ロバマンのアグレッシブさに腰が引け気味の小林は「もういいです、絶対勝てます」と練習を終了した。
吉田は「通用するかな。試合では電エースに9.5割くらい動いてもらおう」と脱力気味でコメントしつつも、手ごたえを掴んだようだ。
19日のために吉田はパーソナルトレーナーを雇い、トレーニングに余念が無い。筋力の他、柔軟性も上がり、防御・耐久力にも自信がついてきたと言う。現在は181.5cmにして体重70kg。今月には69歳になるとは思えない、引き締まった身体で当日を迎える。
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