【野良犬祭】68歳・吉田照美がリングデビューへ「自分の強さを試してみたい」
2020年1月19日(日)に新木場1stRingにて開催される格闘技イベント『野良犬祭6』で、アナウンサーとして長年活躍してきた吉田照美(68)が”リングデビュー”する。10月29日に都内で行われた会見で決定した。
野良犬祭は、元WKA世界ライト級王者・小林さとしがプロデュースする”世界の立ち技格闘技の祭典”。「普通のキックの大会をやってもしょうがない」という小林の意向で、キックボクシングの試合の他スペシャルマッチが行われている。
過去には映画監督・河崎実(「ヅラ刑事」「いかレスラー」等)がプロデュースする「スペシャルエキシビションマッチ」を展開してきた。
会見には河崎監督が出席し、2020年公開予定の新作映画「ロバマン」の宣伝と告知を行った。「ロバマン」の主演は”ロバ”とあだ名されている吉田照美。ロバ星人から超能力を授かった68歳の平凡な老年男が、スーパーヒーローに変身し悪を徹底的に叩きのめすストーリーだ。
吉田も会見場に現れ、なんと野良犬祭で”プロレスデビュー”をすると言う。プロレス参戦の理由を吉田は「自分の強さを試してみたかった。映画の中は架空の世界だけど、現実のプロレスで」と明かす。
さらに吉田が「聞く所によると、プロレス界にもTARUって悪い奴らがいるって噂を聞いたので、ぜひ変身してブン殴ってやりたい」とコメントすると、なんとそのTARUと相棒の横山佳和が乱入。TARUは全日本プロレスで名を馳せたヒールだ。
河崎監督は逃亡、会見場に残った吉田にTARUは机を叩き「やってやるからビビッて逃げんなよ、相手用意しとけ」と凄む。
TARUが引き上げた後、恐る恐る出てきた河崎監督は”ロバマン”吉田のパートナーとして、河崎オリジナルの特撮ヒーロー「電エース」とタッグを組むと発表した。
リングに上がるにあたって吉田は「走り込みと、柔軟をある程度」という健康に良さそうなトレーニングを行っているという。
またパーソナルトレーナーをつけ「爺いだから、左右両方11キロのダンベルを20回3セット(プレス)。他(の箇所)も全部やってる。そういうことをやったことがなかったから、気持ち良いんだ」と、肉体を鍛える喜びに目覚めたとも語った。
得意技は「強烈な右パンチ。後は(相撲のレポーターをやってきたので)すくい投げくらいしか出来ない。油断させてプロレスには無いような”えっ、こんなことやっちゃうんだ”という技でいく。不意打ちとその場しのぎで戦います」とヒールも真っ青な戦法で行くと意気込む。最後に「死ぬ気でやりますが…死なないように頑張ります」と笑いを取り締めた。
また、キックボクシング戦として初代WMC日本フライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)の参戦が発表された。大崎は前回の『野良犬祭5』で、前日計量の体重超過のため試合中止。大崎は「前回の野良犬祭では計量に失敗してご迷惑をおかけしたので、小林さんからオファーが来たら、どんな状況でも受けようと思ってました」とコメントしている。
さらにNJKFの女子部門・ミネルヴァ提供試合としてNA☆NA(エスジム)vs菅原麻子(トイカツ道場)の一戦が決定。他に、第5代Krushスーパー・バンタム級王者・寺戸伸近(Booch Beat)が、今大会のクラウドファンディングで募る挑戦者とエキシビションマッチを行う。
なお今大会は、小林の故郷・長野市の台風19号による被害の「長野市復興チャリティー」として開催される。
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