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【ONE】ペットモラコットが初タイトル戦、松嶋こよみ、平田樹、内藤大樹ら参戦

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2020/01/09(木)UP

ペットモラコットが初タイトル戦に挑む Photo by OneChampionship

 2月8日(土・現地時間)インドネシア・ジャカルタ・イストラ・スナヤンにて開催される『ONE:WARRIOR’S CODE』の対戦カードが発表された。

 ONEフェザー級ムエタイ世界王座決定戦において、ペットモラコット・ペッティンティーアカデミー(タイ)とジャマール・ユスポフ(ロシア)が初タイトルをかけ戦う。

 ペットモラコットはムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアムで11年にミニフライ級、13年にスーパーフェザー級の王座を獲得した一流戦士。昨年行われたONEフェザー級キックボクシング・ワールド・グランプリに出場し、5月にジョルジオ・ペトロシアンと対戦。首相撲とヒザでペトロシアンの消耗を招き一度は勝利とされたが、後に裁定が無効試合に変更。相手を掴んでの攻撃が3秒以内だが、首相撲が3秒を経過した場面が多く、それを審判が捌き切れずファンの間でも物議をかもしたため。そして7月の再戦でパンチを軸に優位に立ったペトロシアンに敗北した。
 11月に約1年ぶりとなるムエタイルールでチャーリー・ピータースと対戦。WMC世界王者のピータースをヒザ蹴りで圧倒。2RKOで改めてその実力の高さを示した。

 対するユスポフは60戦を超えるキャリアを持つロシアのベテラン。昨年11月にONEに初参戦し、ムエタイの英雄ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)からKO勝利。ヨドサンクライは実に10年ぶりのムエタイルールでの敗北だった。強烈なインパクトを残した勝利で早くもタイトルマッチの権利を獲得。2戦続けて”ムエタイキラー”ぶりを発揮し王座奪取なるか。

松嶋こよみがタイトル再挑戦に向け半年ぶりの再起戦 Photo by OneChampionship

 日本人選手では松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)が昨年8月以来の登場。韓国のキム・ジェウォン(韓国/Extreme Combat/Top Gym BF)と対戦する。

 松嶋は日本国内では修斗新人王に輝いた後パンクラスで活躍。2018年9月からONEに参戦し、前フェザー級王者マラット・ガラロフから1RTKO勝利、2019年6月にはクォン・ウォンイルを完全にコントロールし2連勝。その勢いで同8月にONEフェザー級世界タイトルマッチに挑むが、二階級王者マーティン・ニューイェンの高い壁を超えることはできなかった。今回が約半年ぶりの再起戦となる。

 対するジェウォンは韓国のTFCで腕を磨き、2014年にはVTJ(バーリ・トゥード・ジャパン)にも参戦している。ONEへは昨年9月に初参戦し、ハファエル・ヌネスを相手に3RTKO勝利を収めている。

平田樹がジャカルタ大会に登場する

 また平田樹(K-Clann)が昨年10月以来の参戦。ビー・ニューイェン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)との対戦が決定した。

 平田は柔道インターハイに出場した実力をベースに高校卒業後に総合格闘技をはじめ、2018年9月にDEEP JEWELSアマチュア大会に出場。キムラロックで一本勝ちを飾ると、翌10月に「ABEMA」の人気企画『格闘代理戦争3rdシーズン』で3戦全勝(オール一本勝ち)で優勝しONEと契約。昨年6月のアームロックによる鮮烈なKOでプロデビューを果たし、続く10月にはタイのリカ・イシゲをアームバーで撃破。アマチュア時代を含めるとMMA戦績は6戦6勝(6S)と無傷のパーフェクトレコードを続けている。

ONEでのプロデビュー戦でアームロックで一本勝ちする平田、今回も快勝なるか Photo by OneChampionship

 対するニューイェンはアメリカの総合格闘技団体「KOTC(キング・オブ・ザ・ケイジ)」からONEに参戦。2019年4月のONEデビュー戦を白星で飾るスタートを切ったが、同11月にはスタンプ・フェアテックスの打撃に翻弄され敗北。戦績を5勝5敗の5分とした。平田との一戦は、再起と同時にキャリアの岐路となる勝ち越しをかけた一戦となる。

 その他、元シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(BELL WOOD FIGHT TEAM)、ISKA世界王者ジョシュ・トンナらの参戦が発表されている。

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