【RISE】18歳・寺山日葵が、同い年で無敗のムエタイ王者と対決、”破壊姫”村上悠佳もムエタイ女子と対決
2月11日(祝・火)新宿FACEで開催される女子キックボクシング大会『RISE GIRLS POWER 2』の追加対戦カードが発表された。
RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(18=TEAM TEPPEN)が、RISE初参戦となるスック・ワンキントーン女子ミニフライ級王者・KOKOZ(ココゼット=18/TRY HARD GYM)と対決。ミニフライ級(-49kg)の一戦(3分3R延長1R)で行われる。
寺山は数々のアマチュア大会で好成績を重ね、17年5月に15歳でプロデビューした。得意の蹴り技を駆使し、デビュー後は6連勝。18年11月には初黒星を喫した相手であるJ-GIRLSミニフライ級王者・MISAKIにリベンジを果たし王座を奪取した。
19年9月には佐藤レイナとのRISE QUEENミニフライ級王座決定戦を制し、初代RISE QUEENミニフライ級王座を獲得する。昨年11月の『RISE GIRLS POWER』旗揚げ興行では、RISE QUEENアトム級王者・紅絹との王者対決にも勝利した。
戦績は15戦12勝(1KO)2敗1分。
対するKOKOZは寺山と同じ2001年生まれの高校3年生(寺山は早生まれのため現在大学一年生)。プロ戦績は4戦全勝。今年6月にはムエタイ興行「スック・ワンキントーン」のミニフライ級王座決定戦を制し、ベルトを獲得した。
これまでムエタイルールが主戦場だったが、RISEルールで同じ年の寺山を食うことが出来るか。
寺山は自身のSNSで「パンチも蹴りもできる強い選手ですが、勝ちに行きます」と燃えている。
また、寺山の同門・村上悠佳(20=TEAM TEPPEN)が、ファブンヤ”MAYA”TIMムエタイジム(及川道場)と-57kg契約 の一戦(3分3R)で激突する。
村上は極真空手からキックに転向後、アマ11戦無敗。所属ジム・TEAM TEPPENの代表で那須川天心の父・弘幸会長が「蹴りのパワーが女子としては規格外」と太鼓判を押す。昨年2月には 極真連合会の無差別級世界王者のQueenマオとバチバチの打ち合いを展開。互角ながら村上の一発のパンチ、蹴りの重さも目立った。判定は2-0で勝利。前回大会では台湾の散打選手を相手を2Rにヒザ蹴りをボディに突き刺しKO勝利している。
プロ戦績は5戦4勝1敗(1KO)で、この一敗は極真館の全日本王者でJ-Girls王者の空手こまちに2-0の判定敗けを喫したときのもの。村上は打撃にパワーはあるが、相手がフルコン王者だと打たれ強く消耗戦となり、被弾も増える。しかし、そんな中でも前戦の様にパワーとタイミングでのKO勝利を重ねていくことに期待したい。
対するファブンヤは、タイ人の両親を持ちながら日本で育った異色のムエタイ戦士。
昨年12月のホーストカップでは格上のホーストカップ女子スーパーライト級王者・溝口孝湖と対戦。1Rにダウンを奪われながらも、猛反撃で耐え抜き判定まで持ち込んだ。
村上はSNSで「相手の情報があまりありませんが、しっかり倒して勝ちます」と連続KO勝利を目指す。
さらにミニフライ級(-49kg)の一戦(3分3R)で、2019年KAMINARIMON全日本女子-52kg級優勝者・宮﨑若菜(TRY HARD GYM)が参戦。
今回がデビュー戦となる”戦うパティシエール”武内紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)と対戦する。
<対戦決定カード>
▼寺山日葵(TEAM TEPPEN/初代RISE QUEENミニフライ級王者、第8代J-GIRLSミニフライ級王者)
vs
KOKOZ(TRY HARD GYM/スック・ワンキントーン・女子ミニフライ級王者)
▼-57kg契約 3分3R
村上悠佳(TEAM TEPPEN)
vs
ファブンヤ“MAYA”TIMムエタイジム(及川道場)
▼ミニフライ級(-49kg)3分3R
宮﨑若菜(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子-52kg級優勝)
vs
武内紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)
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