【Krush】ゴンナパーに挑戦する横山巧、自信の”スピード”で「完全にKOを狙う」
2020年1月25日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.110』のメインイベントでは、Krushライト級タイトルマッチ(3分3R延長1R)が行われる。王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(27=タイ/WSRフェアテックスジム)に挑戦する横山巧(21=リーブルロア)が公開練習を行った。
横山は空手をバックボーンとし、16歳でデビュー。16年、18歳でKrushのリングに上がると、1RKO勝利を飾り同年のK-1甲子園では準優勝した。2019年にはスーパー・フェザー級からライト級に階級を上げると、2戦ともKO勝利しタイトルマッチのチャンスを掴んだ。
公開練習では、キレのあるワンツーを連発し「今までで一番いい仕上がりかなと思います。ライト級3戦目というのもあって、大分ライト級の身体を作れるようになってきて、それが一番大きいですね」と過去最高の状態で大一番に臨む。
王者のゴンナパーは過去に前K-1ライト級王者・卜部功也や現ライト級王者の林健太も破っている言わずと知れた実力者だが、横山は「ゴンナパー選手も最近は不調であんまり勝っているイメージがない。ここが狙い目かなと思う」と“ムエタイ大魔神”打倒に自信を見せる。
警戒するポイントとして「やはりムエタイにはムエタイのリズムがあって、それがキックボクサーや空手家にはないリズムなので、そこが一番難点かなと思っています。あとは蹴りですよね。ムエタイの蹴りは、すごく破壊力がある。なのでムエタイのジムに出稽古に行って、そのリズムを掴んだりしました」と、ムエタイ対策を重視してきたと言う。
ライト級離れした”スピード”を強みとする横山だが、その中でも「一番は出入りのスピードですかね。出入りを速くして、自分の攻撃を先に当てて、当たったらすぐ引く。そのスピードが一番大事かなと思います」とヒットアンドアウェイを得意とする。
さらに「僕としては出入りのスピードを活かして、蹴りを一切もらわないようにする。フルラウンドずっとゴンナパー選手の蹴りをもらってると効いてきちゃうんで。いかに蹴りをもらわずに自分の攻撃を当てるかが今回のポイントになるかなと思います」
試合の展開のイメージとして「ゴンナパー選手のリズムを読んで、こっちが先手を取って、上手く攻撃を合わせられたらなと思ってます。いくらゴンナパー選手が強くて重い攻撃を打ってきても、当たらなければ何の意味もない。普通にやれば自然に向こうが倒れると思うし、もしかしたら自分が倒される危険性もあるけど、判定決着が一番面白くないんで、僕は完全にKOを狙って行きます」とKO勝利で”大魔神超え”を目指す。
「一発でかい花火を打ち上げて、横山時代の開幕だと思わせたい」と語る横山は、世代交代を成し遂げることが出来るか。
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