【RIZIN】大みそか視聴率の過去最低に、榊原CEOが目指す今年の戦略とは
2月22日(土)浜松アリーナにて開催される『RIZIN.21』の公開記者会見が24日都内にて行われた。
榊原信行RIZIN CEOは、昨年末の『RIZIN.20』のTV放映の視聴率が5.2%に留まったことに触れ「過去5回の大みそかの大会の中で最低の数字。悔しい」と結果を悔やんだ。裏番組では紅白歌合戦、ボクシングの井岡一翔対シントロン戦、ガキ使(日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』)といった強力な特番が並び、その中で民放1位を目指していたRIZINは厳しい結果を突きつけられていた。
しかしスタッフによる分析の結果は「視聴者の出入りは少なく、一度見てもらえればチャンネルは止まった」と望みをつなげた。「コアなファン向けのカードは昨年末に見せられた」とし、一般の格闘技ファン以外の層を引き入れるべく、2018年9月大会で行われたボブ・サップ対大砂嵐、2017年12月に計画されていたが中止となった神取忍対ギャビ・ガルシアのような「消える魔球」「変化球」を用意し今年の大晦日に向け視聴率アップへの意欲を見せた。
2月大会が行われる浜松アリーナは、1万枚弱のチケット数となることを明かした榊原CEO。今後も「チャレンジングな取り組みをしたい」と、地方の約1万人規模となる会場での開催を継続していく姿勢を見せた。地上波放送の成果により各地にファンが広がったという榊原CEOは「地方での開催を求める声も多い」と、各地からの要望が多いことに触れた。
榊原CEOは、RIZINのイベント成長段階が進んだ手ごたえを得たことから「RIZINセカンドシリーズとは含んでないけど、地方都市含めて1万人規模のものを展開できて、さいたまスーパーアリーナで2万人規模のものを年数回やっていきたい」と、RIZINというイベントの段階が進んだことを示し、さらなるスケールアップを目指していくと目標を掲げた。
そのためにも浜松で1万人弱を埋めたいという榊原CEOだが「浜松で埋まるのか」と若干の不安を抱えていることを告白。そのためにも、今後那須川天心や朝倉海、浜崎朱加といった有力選手の出場を含めた追加カードも計画しているという。
コアファン層を獲得し、次はさらなる一般層への獲得を狙うRIZIN。地方都市進出を足掛かりとした、全国に格闘技熱を届けるため、榊原CEOは「大みそかに向けて総力を結集していく」と、気持ち新たに挑戦を続けていくと意気込みを語った。
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