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AbemaTVがボクシング映画を製作、森山未來が“咬ませ犬”熱演

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2020/01/31(金)UP

”咬ませ犬”扱いされる崖っぷちボクサーを描く『アンダードッグ』が製作開始、主演の森山未來(中央)、北村匠海(左)、勝地涼(右)が若きボクサーを熱演@AbemaTVより

 インターネットテレビ局『ABEMA』は、2020年冬公開予定の映画「アンダードッグ」を東映ビデオと共同製作することを31日発表した。

“アンダードッグ”とはボクシング界で”咬ませ犬”を意味する言葉。スターダムに駆け上がっていく選手たちの影で踏み台にされながらも、必死に這い上がろうともがき続けるプロボクサー「末永晃」の物語だ。

 本作のメガホンをとるのは2019年に多くの話題を呼んだドラマ「全裸監督」の総監督を務め、「百円の恋」では日本アカデミー賞を含む数々の映画賞を総なめにした武正晴監督。オリジナル脚本を手掛けるのはその「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳氏だ。

 不遇のボクサー・末永晃を演じるのは「贖罪」、「ALWAYS 三丁目の夕日’64」など数々の作品に出演する森山未來。成長著しい若手ボクサー・大村龍太を北村匠海、鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬を勝地涼が演じる。

 森山は撮影が始まる半年以上前より本格的なボクシングトレーニングを積み、武監督から「もはやプロボクサーにしか見えない」と評価されるほど上質な仕上がりを見せた。”咬ませ犬”にされる末永の生きざまを通じ「負けを自覚して、そこから前に進む道もあるのだと思います。お楽しみに」とコメントを寄せた。

普段からキックボクシングトレーニングに励む勝地涼(
@ryo.katsuji.officialより)

 また北村・勝地の両名も森山に負けじとボクシングの特訓を積み役作りに励む。北村は「共にぶつかり共に立ち上がり共に成長できたらいいなと思います」、勝地は「芸人として才能がないことをわかっている男がボクシングと出会い、芸人としてどう輝くのかというところを大事に演じていきたい」と、若きボクサーを演じる意気込みを見せた。

 本作は2020年冬に劇場公開およびABEMAでの配信を予定。すでに2020年1月初旬より撮影を開始しており、2月にはボクシングの聖地・後楽園ホールなどでクライマックスの試合シーンなどの撮影を行う予定だという。

 なお、試合シーンに参加する総計2,925人の観客エキストラを募集中だ。参加希望者は注意事項を確認の上、募集サイトより応募されたい。

■「アンダードッグ」エキストラ募集サイト
https://ws.formzu.net/sfgen/S13756937/

■作品概要
『アンダードッグ』(劇場用映画&「ABEMA」配信映画)
出演:森山未來 北村匠海 /勝地涼
監督:武正晴(「全裸監督」、「百円の恋」)
原作・脚本:足立紳(『百円の恋』、『喜劇 愛妻物語』
企画・プロデュース:東映ビデオ
製作プロダクション:スタジオブルー
配給:東映ビデオ
製作:ABEMA 東映ビデオ
公式Twitter:https://twitter.com/Movie_UNDERDOG

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