【KNOCK OUT】鈴木真治、強豪・タップロンとの対戦に闘志メラメラ「質も量も向上」
2月11日(火・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』に出場する、鈴木真治 (34=フジマキックムエタイジム)のコメントが主催者を通じて届いた。
鈴木は、今大会で「第7試合 65kg契約 REDルール(肘あり)3分3R(延長1R)」で、”ブラックパンサー”ベイノアや健太などの強豪と拳を交えた、タップロン・ハーデスワークアウト(36=ハーデスワークアウトジム)と対戦する。
鈴木は“熱闘王”の異名を持ち、NJKFやJ-NETWORK、REBELSなどリングを選ばず戦い続けるファイター。過去には元K-1王者・卜部弘嵩やISKAインター王者・宮島教晋、KNOCK OUTで活躍する水落洋祐らに勝利する実績を上げてきた。前回は昨年8月の『KNOCK OUT』に初参戦して、9年ぶりの再戦で宮越慶二郎と拳を交えた。序盤から試合を優位に進めるも、3Rにヒジで切られてTKO負けを喫した。
その試合を振り返って「格闘技は一瞬の勝負なので、それを逃さないで制した宮越選手は一枚上手でしたね」と瞬間的な攻防が命取りになることを再確認した様子。昨年は2勝1敗の実績で、「試合数は少なく負けた試合もあって悔しかった」と自身の理想には届かない一年となった。
ただ、6月にタイで戦ったことや8月のKNOCK OUTの大舞台に出場したことにより「濃い1年になった」と語った上で、「自分の悪い癖を確認できたことが収穫になりました。あと、タイという慣れない場所で初の試合をやらせていただき精神的な成長ができたのかなと思います」という。
今回の対戦相手であるタップロンの印象を聞かれると「僕よりも年齢が上で、強い選手たちに勝っていますし、タイから日本に来てあれだけ身体を保っているのは凄いこと。黙々と継続してトレーニングをし続けないと無理なことなので、真面目な性格の方なのかなと思います」と実力を高く評価している。
「僕は前戦で負けているにも関わらず、タップロン選手といきなりやらせて頂けるなんて、なかなかないこと。試合を組んでくださったKNOCK OUTの関係者、山口元気プロデューサー、相手のタップロン選手には感謝いたします。もちろん、試合では思いっきりぶつからせていただき、お客さんには観に来て良かったと思われるような試合をして勝つことが僕の仕事だと思います」と感謝の意を込めて盛り上げると宣言する。
強豪・タップロン戦に向けて鈴木は特別強化しているものはないが、「追い込みでもう身体が動かないと思った時に、タップロン選手の顔を思い出すと『これじゃダメだ』と思って、高いモチベーションを持ってもう一歩踏み込んだ練習ができ、質も量も向上して自分を高めることにつながっています」と対戦相手が強いこともあり、意欲的に練習に取り組めている。
次が44戦目になった鈴木は、20代の頃に比べて反応スピードが落ちたと感じているというが、「心をある程度コントロールできるようになったことです。あと、一発の威力も備わったと思うので、その2つがあることで総合的に20代よりも強くなっていると思います」と精神面や打撃力で強くなっているという自信があるようだ。
タップロン戦をクリアーした後に、鈴木は見据える先はどこにあるのか。「自分はただ単に強い選手と戦って勝つことを目標にしていて、僕は自分をどこまで高められるか、自分の満足のためにキックボクシングをやっています。それで自分の力が落ちたと感じ始めたらもう引退だと思うので、その時が来るまで全力で練習してキックボクシング、ムエタイを追及し続けたいと思います」と自身の力が続く限り強豪を撃破していくと意気込んだ。
☆2.11 KNOCK OUT対戦カード、イベント情報はこちら
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