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【RIZIN】関根”シュレック”秀樹、打撃のマルティネスに、出るか必殺ジャーマン=前日計量

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2020/02/21(金)UP

ムキムキボディで113.55kgで計量をパスした関根シュレック(右)。マルティネスもほぼ同体重でパス

 2月22日(土)静岡・浜松アリーナで開催される『RIZIN.21』に出場する前日計量が21日(金)浜松市内にて行われ、メインの朝倉未来(27=トライフォース赤坂)はじめ、出場選手全員が計量をパスした。

 第8試合スペシャルワンマッチ、RIZIN MMAルール:120kg契約5分3Rに出場する関根”シュレック”秀樹(46=ボンサイブルテリア)は113.55kg、対するロッキー・マルティネス(33=グアム/SPIKE22)は112.75Kgで計量をパスした。共に超重量級の迫力ある試合に期待される。

頭を付き合わせ睨み合う関根(右)とマルティネス

 関根は1月の対戦決定会見で、自身がプロレスラーでもあることから「得意技はジャーマン・スープレックス」とマルティネスに対しプロレス式での勝利を宣言。マルティネスは「やれるもんならやってみろ」と受けて立つ構え。ストライキングのマルティネス、グラップリングの関根という構図を作った。

 昨日のインタビューで関根はマルティネスの印象を「パンチが上手くて大振りしない」と、ストライカーとして高く評価。「序盤は打撃の展開になると思うが、何とか組みついて投げたい」とグラウンド勝負に持ち込む意気込みを見せる。

RIZINに5度目の出場となるマルティネス(右)、18年8月に侍マークハントをパンチで攻める

 マルティネスは「立ったままの打撃の試合展開にしたい」と打撃戦に自信。そして「これまで投げられたことがない」と語ったことを関根に伝えると「逆に自分は組んで投げられ無かったことはない」と投げ技に絶対の自信。最強の盾と矛の戦いとばかりに、投げるか耐えるかの勝負に期待感をあおった。

 さらにマルティネスが「びっくりするようなサプライズを用意」と話したことを聞いた関根は「うれしいですね!」と笑顔。「プロの試合なので、自分だけじゃなくて相手もいること。二人で試合そのものを盛り上げられたらうれしいです」と、魅せる戦いとなる予感に喜びの表情を見せた。

22日の浜松大会に出場の選手、全員が一発計量パスした

 関根は、今大会の開催地である浜松を管轄する静岡県警に勤務していた経歴を持つ。インタビューの会場となったアクトシティ浜松の管轄である駅前の交番でパトロールをしていたというほどのお膝元だ。今回自身を応援してくれるファンの中には、警察官時代に補導・指導した子供たちも多く含まれているという。

 関根は常々「やんちゃしてもいい、学校の勉強をしなくても仕方ない。だけど夢を持って手に職をつけろ」と教え続けたという。今回の一戦は「自分が好きなこと、向いているものを一生懸命やれよと言っていた。そういうことを目で見てもらいたい」と、次はリング上で自身の姿を見せ「指導」をする構えを見せた。

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