【RISE】王者・工藤政英がWKN世界王者と対戦決定、緑川創が初参戦で“スロベニアの処刑人”と激突
3月20日(金・祝)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 138』の対戦カードが発表された。
RISEフェザー級王者・工藤政英(28=新宿レフティージム)が昨年7月以来の参戦、WKN世界三冠王者キース“スピード”アッツォパルディ(マルタ)と対戦する。
工藤は2018年にRISEフェザー級王座決定トーナメントに参戦、準決勝で篠塚辰樹、決勝で森本“狂犬”義久を撃破し王者となった。その後ONEに参戦するもシントンノーイ、ペッダムといったムエタイ一線級に連敗。昨年5月のRISEでタリック・トッツを撃破し再起すると、同7月には、大雅を撃破しスアキム・PKセンチャイムエタイジムを追い詰めたタリソン・ゴメス・フェレイラをローとボディで苦しめ判定勝利をもぎ取った。
対するキースはボクシングでは13勝1敗1分(3KO)、キックでは23勝1敗1分(6KO)の戦績を持つ打撃のエキスパート。フランスのキック団体WKNでは3つのルールで世界王座を獲得する柔軟性も持つ強敵だ。8か月ぶりの登場となる工藤はキース相手にどんな戦いを見せるか。
そしてミドル級では緑川創(33=Monster Guns)がRISE初参戦。サモ・ペティ(スロベニア)との対戦が決定した。
緑川は新日本キックのリングを主戦場に2度のラジャダムナン王座挑戦経験を持つベテラン。2014年2月にK-1MAX王者のアンディ・サワーに僅差判定勝利を収めて名を上げた。現在はWKBA世界スーパーウェルター級王座を保持し、昨年12月には初防衛を果たしている。今年1月に所属していた目黒藤本ジムが54年の歴史に幕を閉じて解散したことを機に、自身のチーム「Monster Guns」を立ち上げ、初のRISE参戦に踏み切った。
対するサモは2014年7月に日菜太からKO勝ち、2014年12月に城戸康裕から判定勝ち、2015年1月に廣野祐から判定勝ちと、日本のトップ選手を連続撃破。“スロベニアの処刑人”の異名を轟かせた。今回は約5年ぶりの日本のリングへの登場となる。
緑川は主にヒジありルールで活躍してきたが、初のRISEルールでどんなベテランの味を見せるか。これまでヒジ無しルールの試合では、2014年2月にアンディ・サワー戦で勝利、2018年10月には敗北こそしたものの日菜太相手に大接戦を見せており、今回も期待の一戦となる。
<追加対戦カード>
▼SuperFight! -58kg契約 3分3R延長1R
工藤政英(日本/新宿レフティージム/第3代RISEフェザー級王者)
vs
キース“スピード”アッツォパルディ(マルタ/Ying Yang Team Noel Kickboxing Club/WKNフルコンタクト&オリエンタル&K-1ルール世界フェザー級王者)
▼ミドル級(-70kg) 3分3R
サモ・ペティ(スロベニア/Simson Gym/FFC-70kg級王者)
vs
緑川 創(Monster Guns/元新日本キックボクシング協会ウェルター級王者、WKBA世界スーパーウェルター級王者)
▼スーパーフライ級(-53kg)契約 3分3R
匠朗(KSS健生館)
vs
梅本彪司(TEAM TEPPEN/JAPAN CUP 2019 -55kg級優勝)
☆3.20『RISE.138』イベント情報、対戦カードはこちら
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