【RISE】ベイノアがマスク着用で「ウイルス対策して」Hidekiの過去の一件に挑発
2月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 137』の前日計量が、22日(土)都内にて行われた。
メインイベント、RISEウェルター級(-67.5kg)タイトルマッチで王者”ブラックパンサー”ベイノア(24=極真会館)に挑戦するHideki(26=RISE/team gloria)は67.4kgの100gアンダーで一発パス。ベイノアは黒いマスクを“わざと”着用して、こちらも67.4kgで計量をパスした。
このマスクを着用した意図は、2017年1月にRISEスーパーライト級タイトルマッチの前日計量を終えた後、Hidekiがインフルエンザ発症によるドクターストップという前代未聞のトラブルで欠場したことを受けてのもの。計量後のフェイス・トゥ・フェイスでは、Hidekiが近づこうとすると、ベイノアは近寄るなとばかりに顔を背け、手を前に突き出すなどの挑発を繰り返した。
ベイノアは「明日(Hidekiが)リングに上がってくれるのかが心配なんです。今日の会見は(コロナウイルスを警戒して)公開計量ではなくなりました。僕もそうですし、選手はみんなマスクをして対策をしているんです。対戦相手はマスクを一切してない! 勉強してます? 大丈夫? ちゃんとマスクをして下さい。なのでどこにも売ってないので用意しました」と、現在入手困難なマスクをHidekiにプレゼントしてさらに挑発。「まずはリングに上がることが大事だと思うので、パンチ、蹴りで倒すとかいう以前にウイルスに倒されないように対策して下さい」と警告した。
そして、ベイノアは「明日僕が防衛したらこのボロボロのベルトを新調していただけると聞いております。RISEウェルター級の明るい未来のためにも僕が勝たないといけない」と防衛宣言。続けて「ベハラノさん(Hidekiの本名はベハラノ・ヒデキ)は改名していただいて、また1から格闘家として頑張っていただくと。それぞれ大きな一歩を踏み出す1日になると思います」と、ライト級1位の秀樹と名前がかぶるという理由から、Hidekiに改名を要求した。
逆にベイノアに勝ったら要求することはないか? と聞かれたHidekiは「僕は正直ベイノア選手に興味はないのですが、その髪型を伸ばしたらどうなるのかに興味はあります。負けたらロン毛にしてほしい」という。
「3年前の試合当日にインフルになって、それからやめようとも思った時期もありましたが、こうしてRISEに復帰させていただいて凄く感謝してます。明日はどんな戦い方でもどんな手段を使ってでもチャンピオンになります」とベルト奪取を宣言したHideki。勝利のイメージについては「間違いなく僕がパンチで倒します。相手は蹴りで来ると分かっているので、逆にパンチで来てくれたらチャンピオンは終わると思います」とKOを予告した。
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