ラウェイで敗戦、長島☆自演乙が引退示唆「いい選手生活やったかな」
アニメのコスチュームを身にまとって入場する「コスプレファイター」というユニークな一面のみならず、『K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜』での優勝や初代NJKFスーパーウェルター級王座奪取、2010年大晦日の『Dynamite!!』での青木真也にKO勝ちなど輝かしい実績を誇る長島☆自演乙☆雄一郎(35=02GYM)が、2月22日にエディオンアリーナ大阪で臨んだラウェイ戦で第4ラウンドTKO負け後、引退をほのめかす発言を口にした。
グローブなし、判定なし、頭突きあり、脊髄攻撃ありなど究極なルールで知られるミャンマーの伝統武道、ラウェイの公式戦(3分5ラウンド・73kg契約)に第15回ラウェイ日本大会で初めて臨み、「対戦相手のアウ・チン・スウェイ(ミャンマー)がとても頑丈だった」と振り返った長島。それは自身の体が頑丈とは程遠く不安定であったことと対比しているようでもあった。
人気キャラ『涼宮ハルヒ』のコスチュームをリング上で脱いだ長島の右足には大掛かりなテーピング。これは、靭帯が一本損傷、一本断裂の状態をカバーするためのものだったと言う。試合が始まると、ピョンピョンと跳ね続けるフットワークで膝が抜けるリスクをごまかして戦ったが、アウ・チン・スウェイが連打で攻め込むとそれを回避するための動きを取ることができない。
長島はパンチ主体で応戦したが、怪我のある右足をかばうあまり、比較的健康な左足に多く蹴りを受け、ダメージが蓄積。3ラウンド目に入り、レフェリーが4度目のダウンを宣告し、4度のダウンで試合決着の規定により試合終わった。
「グローブのないパンチは脳への衝撃が少ないけど、食らうと“バチッ”とくる感じだった」と控え室で語った長島は、今後について明言こそしなかったが「いい現役生活やったかなと思っている。これから、ちゃんと正式発表もしたい」と引退をほぼ決めた様子だった。
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