【DEEP】佐伯代表が3.1後楽園大会決行の理由を語る、5月大会開催は検討中
3月1日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『skyticket Presents DEEP 94 IMPACT』の前日計量が2月29日都内にて行われ、DEEP・佐伯繁代表が囲み会見を行い、3月1日の後楽園大会を開催するに至った経緯を語った。
新型コロナウィルス拡大の影響により、政府からイベント自粛が呼びかけられたのは2月26日。3月1日のDEEP開催を「実際のところ悩みました」と佐伯氏は告白した。しかし大会直前のため減量に入っている選手が多く、ファイトマネーを含め大会中止時の影響を考えた結果、開催を決断したという。
他団体では来週以降の大会の中止が相次ぐ中、DEEPを含め目前に大会を控えていた団体も多い。佐伯代表は直近の大会を予定していた団体と連絡を取り開催状況を確認したが「集まって協議する時間もなかった」という状況において、経済上の理由や関係団体との兼ね合いを含め、どこもイベント開催に踏み切っていると話した。
元谷友貴(フリー)vs大塚隆史(T GRIP TOKYO)という好カードもあり、観客からの注目度も高い本大会だが、会場が感染源となることを防ぐよう、DEEP事務局として当日券の販売を中止。来場する観客に対しマスクの着用と消毒を呼びかけ、もしマスクがない場合は少量確保できたというマスクを提供することを公表した。
DEEPでは次回5月6日に後楽園大会を予定。昼間には女子大会のDEEP JEWELS、夜はDEEP本戦という構成で行われるという。この両大会ではすでにいくつかのカードが決定。DEEP JEWELSストロー級王者・魅津希(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)のUFC参戦に伴う本野美樹(AACC)の暫定王座決定戦、同アトム級王者・前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)の防衛戦、DEEP JEWELSミクロ級王座決定トーナメント決勝戦、しなしさとこvsにっせーのDEEPミクロ級タイトルマッチなど。他にもいくつかのカードの交渉は進んでいるという。
その大会の開催も、今後のコロナウィルスの動向に大きく左右される。カードの大々的な発表も難しく、開催自体も危ぶまれる中、佐伯代表は今後の動向を探っていきながら、適宜判断していく姿勢を見せた。
日本国内のみならず、国際的にも影響は大きい。本大会で神龍誠(フリー)と対戦する予定だったビョン・ジェウン(韓国)が韓国・大邱(テグ)市でのコロナウィルス感染拡大の影響により、日本への入国が困難に。そのため神龍の試合は中止となり、越智晴雄(パラエストラ愛媛)とのエキシビションに変更された。
その他の海外選手勢の中には、現時点で渡航制限はされておらずとも日本への入国をしぶる選手もいるという。コロナウイルスの猛威は、格闘技界にも大きな影響を与えることになりそうだ。
☆3.1『skyticket Presents DEEP 94 IMPACT 』イベント概要、対戦カード情報はこちら
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