【ボクシング】岡澤セオンが五輪代表に決定、敗者復活で切符つかむ「待ってろ東京五輪」
ヨルダンの首都アンマンで開催中の東京五輪アジア・オセアニア予選。ボクシング競技男子ウエルター級(-69kg)ボックスオフ(敗者復活)が11日行われ、日本代表の岡澤セオン(24=鹿児島県体育協会)が中国代表と対戦し5-0で勝利し5位に。同級で5枠ある東京五輪枠に入り、男子ボクシングの日本勢では五輪代表内定第1号となった。
試合は序盤からカウンターが冴えた。サウスポーでアウトボクシングが冴える岡澤は大振りの相手にしっかりパンチを入れた。最終の3ラウンドも距離をとり、相手の動きを読みながらカウンターを決め完勝した。
勝った岡澤はSNSで「五輪内定!一度負けても諦めず戦い抜けたのは、間違いなく沢山の方々の応援のお陰です!本当に有難うございました。もっと強くなります!待ってろ東京五輪」と意気込みを綴った。
岡澤は、今大会の準々決勝でインドの選手に5-0で敗れ、敗者復活の5位決定トーナメントに挑み勝ち抜いた。
これでボクシング五輪代表は女子の入江聖奈(19=日体大)、並木月海(21=自衛隊))に続き3人目となった。
岡澤はガーナ人の父と日本人の母を持ち、小中学校ではレスリング、高校でボクシング部に入部。中央大学を経て現職に。これまで目立った戦績はなかったが、昨年のアジア選手権で銀メダルを獲得し、今大会に挑んだ。179センチからの高身長とリーチからアウトボクシングとカウンターを得意とする。
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