【ボクシング】村田諒太がトリプル受賞、カネロ&ゴロフキン「どちらも戦いたい」
2月7日(金)に都内のホテルでボクシングの19年度の『年間優秀選手表彰式』が行われ、最優秀選手賞(MVP)にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が選ばれた。
WBAミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)は優秀選手賞と殊勲賞、KO賞とトリプル受賞。19年は2戦しており、7月のロブ・ブラント(米国)とのリマッチで2RにTKO勝利しミドル級タイトルを奪取、12月のバトラー(カナダ)との初防衛戦も5RでTKO勝ちしている。
村田は表彰式後の囲み取材で「ここに来ていい形でボクシングができているので、この結果に満足せず、今年は更に大きな試合を目指して頑張っていきたい」とコメント。
現在、正規王者の村田の上に位置する現WBA世界ミドル級スーパー王者で、世界4階級制覇王者のサウル・カネロ・アルバレス(29=メキシコ)や、IBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)と対戦が噂されていることについては「やれるんだったら誰でもやりたいボクサー。それは僕も一緒。どちらでもいいから、もちろん戦いたい」と語る。
昨年12月の村田の初防衛後の会見で、海外での村田のプロモーションを担当する米国大手の『トップランク社』のボブ・アラムCEOは「今、私が目論んでいるのはオリンピック前に、世界4階級制覇王者サウル”カネロ”アルバレス(メキシコ)や、“戦いの神”として名高いゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)を日本に招き、村田と東京ドームで戦わせること。できればオリンピック前に1試合、オリンピック後に1試合を村田に用意したい」と語っていた。
米の大手メディアのESPNは2月に入り「(”カネロ”アルバレスvs村田)は5月の対戦は消滅したが、ある情報筋によると秋には復活する可能性がある」と報道している。
相手が決まっていない中での現在の練習として村田は「相手が決まってなくても自分に足りてないところはいっぱいある。そこを補えるようにやっている。違うことをやって崩れてしまっては仕方がない」と、今のスタイルのままで、マイナス面をプラスに持っていく練習など、やることは多いと答えた。
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