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【Krush】佐々木大蔵が初防衛戦、地元大阪のホープ・近藤拳成に「一撃必殺を見せる」

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2020/03/12(木)UP

王者になったばかりの佐々木(左)が新鋭・近藤(右)を迎える

 5月9日(土)大阪・コミュニティプラザ平野にて開催される『Krush.114』の第一弾対戦カードが発表された。

 2月にKrushスーパー・ライト級王座を戴冠したばかりの佐々木大蔵(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、初防衛戦を迎える。
 挑戦者はK-1で活躍する近藤魁成の兄・近藤拳成(20=大成会館)だ。

 佐々木は2008年のK-1甲子園でベスト8、翌年からKrush・K-1で活躍し、18年のK-1第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメントでは準優勝した。昨年6月の不可思戦では、血みどろの激闘をTKOで制し名を上げた。

不可思と血みどろの激闘をする佐々木

 今年2月のKrushでは、王者・鈴木勇人から2度のダウンを奪う完勝で王座を奪取。卓越した身体バランスを持つテクニシャンだ。

 対する近藤は2年連続K-1甲子園の決勝に進出。2度目となる2016年に悲願の優勝を果たした。プロ戦績は3勝(2KO) 3敗 1分。

 王者・佐々木は近藤の印象を「ベーシックで基本に忠実な選手」と落ち着いた様子で語る。大阪は佐々木にとってアウェイの地だが「中国で試合した時は完全アウェイだった。経験が生きるかな、すごく楽しみ」とマイナスにならないと言う。

 挑戦者の近藤は、初のタイトルマッチが地元の大阪という晴れ舞台だ。王者の印象について近藤は「パンチもキックも、フィジカルも完璧なファイター」とリスペクト。しかし「弟と(佐々木の)弱点を見つけたので、1Rから倒しにいこうと思う」と王者食いに挑む。

 それを聞いた佐々木は「弱点を見つけた? 気になりますね、教えてほしいです。自分自身のレベルアップを探し求めてるので」と真顔で尋ねる。

 さらに佐々木は、今回の試合で見せたいものは「今は自分の課題として”一撃必殺”を置いています。違った形の自分を見せられるんじゃないかとワクワクしています」と、緻密なファイトの上での”一撃”を狙う。

 それを受け近藤も「僕もKOを狙いに行きます」と強い決意で挑む。

 佐々木が経験の差を見せつけ防衛するのか、近藤が地元の応援を背に下克上戴冠するのか。

<決定対戦カード>

▼Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3 分 3R・延長 1R
佐々木大蔵(K-1ジム SAGAMI-ONO-KREST/王者)
vs
近藤拳成(大成会館/挑戦者)
※王者・佐々木は 初防衛戦

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