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【UFC】4.18大会は米国州内”治外法権”のインディアン居留地に決定か

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2020/04/08(水)UP

トニー・ファーガソン(左)vsジャスティン・ゲイジーの暫定王座戦は、”治外法権”の地で行われるのか

 4月18日(土・現地時間)に、無観客大会として開催が報じられている『UFC249』。

 開催場所は未だ正式発表はないが、4月7日(現地時間)ニューヨーク・タイムズは、アメリカ・カリフォルニア州・リムーアのインディアン居留地にある”タチパレスカジノリゾート”にて開催されると報じた。
 海外の有名総合格闘技ニュースサイト『MMA Fighting』や『MMA JUNKIE』も追随している。

 タチパレスはインディアン居留地にあるカジノホテル。
 2006年から、後にUFCに統合された『WEC』が開催を多く行い、その後は『TPF(タチ・パレス・ファイツ)』が拠点としていた。

メイン出場のファーガソンが、的確に相手を打ち抜く

 インディアン居留地は、アメリカ先住民族の自治区であり、州法の適用外にある。カリフォルニア州アスレチックコミッションの効力が及ばないことから、『UFC249』の開催場所になるのではと以前から噂されていた。
 カジノ自体は3月に州の要請を受け入れ、閉鎖されている。

 また著名なMMA記者のジェフ・シャーウッドはSNSで、この『UFC249』を皮切りとする4大会もここで行われると投稿している。
 UFCは、新型コロナウイルスの影響でアメリカ国内でのスポーツイベント開催が不可能となった現在、”治外法権”のインディアン居留区にあるタチパレスをコロナ騒動期間の活動拠点とする見方が有力である。

”ヘビー級王座に最も近い男”ガヌーも出場、写真はアリスター・オーフレイムにアッパーでKOするガヌー

 ニューヨーク・タイムズによると、この情報は3人の関係者によって語られており、UFCやタチパレスリゾートはコメントに応じなかったとある。
 なお、カリフォルニア州アスレチックコミッションを擁する州の消費者局は、大会の開催に反対する声明を発表している。

 またダナ・ホワイト代表は4月6日(現地時間)ESPNのインタビューに応じ「アメリカへ入国することの出来ない外国人ファイターたちがおり、彼らをフューチャーするためのイベントを行う。そのために非公開のプライベートアイランドを用意しはじめている」とも語っている。インディアン居留地と同じく、抜け道の発想と言える。しかし、そのイベントがいつどこでやるとは明言されていない。

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