【UFC】4.18大会は米国州内”治外法権”のインディアン居留地に決定か
4月18日(土・現地時間)に、無観客大会として開催が報じられている『UFC249』。
開催場所は未だ正式発表はないが、4月7日(現地時間)ニューヨーク・タイムズは、アメリカ・カリフォルニア州・リムーアのインディアン居留地にある”タチパレスカジノリゾート”にて開催されると報じた。
海外の有名総合格闘技ニュースサイト『MMA Fighting』や『MMA JUNKIE』も追随している。
タチパレスはインディアン居留地にあるカジノホテル。
2006年から、後にUFCに統合された『WEC』が開催を多く行い、その後は『TPF(タチ・パレス・ファイツ)』が拠点としていた。
インディアン居留地は、アメリカ先住民族の自治区であり、州法の適用外にある。カリフォルニア州アスレチックコミッションの効力が及ばないことから、『UFC249』の開催場所になるのではと以前から噂されていた。
カジノ自体は3月に州の要請を受け入れ、閉鎖されている。
また著名なMMA記者のジェフ・シャーウッドはSNSで、この『UFC249』を皮切りとする4大会もここで行われると投稿している。
UFCは、新型コロナウイルスの影響でアメリカ国内でのスポーツイベント開催が不可能となった現在、”治外法権”のインディアン居留区にあるタチパレスをコロナ騒動期間の活動拠点とする見方が有力である。
ニューヨーク・タイムズによると、この情報は3人の関係者によって語られており、UFCやタチパレスリゾートはコメントに応じなかったとある。
なお、カリフォルニア州アスレチックコミッションを擁する州の消費者局は、大会の開催に反対する声明を発表している。
またダナ・ホワイト代表は4月6日(現地時間)ESPNのインタビューに応じ「アメリカへ入国することの出来ない外国人ファイターたちがおり、彼らをフューチャーするためのイベントを行う。そのために非公開のプライベートアイランドを用意しはじめている」とも語っている。インディアン居留地と同じく、抜け道の発想と言える。しかし、そのイベントがいつどこでやるとは明言されていない。
●編集部オススメ
・KO連勝中のゲイジーvsファーガソンの暫定王座戦が決定=王者ヌルマゴメドフ辞退
・王者・ヌルマゴメドフが『UFC249』の出場拒否「有名人は、人々にウイルス拡散防止を促す義務がある」
・RIZINにも参戦の無敗ホーゼンストライクvsガヌーのヘビー級戦ほか、4.18カードが続々決定
・マネル・ケイプ、早くも初陣に元UFC世界王者ガーブラントを希望
・ダナ・ホワイト氏「99%会場おさえた」4.19王者ヌルマゴメドフvsファーガソン開催へ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!