【RIZIN】榊原代表が語る、コロナでも可能な”100人限定マッチ”計画とは
4月29日(水)19時より、RIZINの公式YouTubeチャンネルでライブ配信型トークバラエティ企画『榊原社長に呼び出されました』が放送され、RIZINの榊原信行代表とゲストにRIZINバンタム級で活躍中の朝倉海(26=トライフォース赤坂)を招きトークを展開した。
本来、RIZINは4月19日(日)横浜アリーナで『RIZIN.22』を開催する予定であったが、世界で拡大中の新型コロナウイルスの影響で大会開催が中止となった。真夏のビッグイベント構想があるが無事コロナが収束するかも不透明だ。
榊原代表は、現在の状況について「緊急事態宣言が何となく伸びそうですよね。7月の頭で大阪でやろうと思って準備をしていたが、開催はほぼ不可能。2ヶ月前に(カードを)発表してないといけないから」と開催を考えていた時期に大会開催が出来ないことに頭を抱えている。
そんな中で、榊原代表の”真夏のビッグイベント構想”については「夏のイベントもやりたいけど、(今の状態では)海外の選手も日本に入ってこれる見込みがない。日本人選手だけでやるのは…」と世界のコロナ情勢もあり悩みどころ。
それでも「年末まで待てと言われれば待ちますが、楽観的かもしれないけど、その前に1大会できるという希望的観測も含めてあるので、夏、もしくは8月、9月くらいにまでには」と改めて開催に向け意欲を示した。
さらに夏前に、しっかりコロナの対策を考え、開催が可能と思われる、あるチャレンジも構想に入れている。
「(観客同士の間隔を)1m、2mあけて、全員車で来てもらって、100人だけの観客しか見れないような大会をクラウドファウンディングでやるとか。チケットは100万円で100人集めて1億円。100人で、特別な場所でその人たちしか見れない大会をする。朝倉海とか朝倉未来とか那須川天心などのトップアスリートがそこで試合をして見てもらう。そのくらいのインパクトがあれば。社会の人たちにも、こう言う形だったら格闘技ができるとプレゼンテーションしたい。感染症の先生の監修のもと、チャレンジでやって見てもいいのではないか」と開催可能な方法を考えている。野外での開催企画も飛び出した。
そう榊原代表がそこまで考える理由として、団体の損失もあるが戦う選手たちに対する思いが大きいだろう。「ファイトマネーが配れないので、回していかないといけない。年末まで(大会が)出来ないことになると、みんなが生きていくお金どうするのって。何とか知恵を絞るしかない」とリングで戦う選手たちに対する愛も感じさせる発言を残した。
無観客の試合についても言及した榊原代表だが、「観客は本当に辛いよね。KOしてもシーンとしている。堀口と朝倉の試合も、観客がいないとあんな試合にならない。リングで(観客と)目が合ったとか知り合いがいたとかも含めて、ファンの人たちが選手の最高のパフォーマンスを引き出すから」と観客の入った試合の重要性も理解している。
日本中、世界中の格闘家を集結させた”真夏のビッグイベント”の開催を掲げる榊原代表にとってこれからが本当の勝負となる。
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